【山梨 石和】ホテルふじにて豪華ビュッフェとおもてなし 1日まったり旅
こんにちは。やむ(@yam_kimama_)です。
石和温泉にある「ホテルふじ」へ宿泊しました。
決め手は、何と言っても評判の豪華なバイキングで実際は期待以上の食事ができ、色とりどりで目にも楽しいバイキングでした。
そして、ホテルふじの魅力はバイキングだけではなかったのです。
周辺の観光に行かなくても、ホテルにて1日中くつろぎ・楽しむことができます。
実際に宿泊してみて分かった、大人も子どもも楽しめるホテルふじの魅力をご紹介します。
- 山梨は東京からのアクセスがいい
- バイキングで大満足 ホテルふじの2つの魅力
- 【部屋】別亭美峰からの景色
- 【食事】豪華バイキングに舌鼓
- 【温泉】貸切風呂は朝焼けと共に
- 【おもてなし】ホテルでの楽しみ方
- まとめと感想
山梨は東京からのアクセスがいい
山梨の石和温泉はご存知でしょうか。
山梨県の甲府盆地のほぼ中央に位置していて、南アルプスや富士山などに囲まれた美しい「湯の町」とも言われています。
電車で行くことができるほど東京からのアクセスが良いので、
「あまり遠出したくない」
「移動を最小限に抑えたい」
と思った時の旅行にぴったりな場所です。
また、観光客もそれほど多くない静かな土地なので喧騒から離れリフレッシュできますよ。
東京からのアクセス
電車の場合
石和温泉へは直通の特急電車がないので、料金が格安になる分時間がかかります。
新宿→(京王高尾線準特急)→高尾→(JR中央本線)→石和温泉のルートとなります。
乗り換えが2回なので比較的楽で料金は片道約1700円と格安である一方、2時間半も移動時間がかかるの点がネックです。
ですが、都心から山梨へ移動する際に移り変わる景色や、時間を気にせずのんびりと移動したい方には合う移動手段です。
【新宿から電車移動】
・片道料金:1700円
・移動時間:約2時間半
・乗り換え2回
高速バスの場合
バスタ新宿から「石和バス停」まで約2時間、片道1900円となります。
乗り換えなしで楽々移動ができるので個人的には高速バスをおすすめします。
1つ注意点なのですが、石和温泉街近くの降車場所は「石和温泉駅」ではありません。
「石和バス停」という名称で、駅からは徒歩10分ほど歩く距離にバス停があります。
私はこちらのバス停で下車し駅まで歩いてみたのですが、全く苦ではありませんでした。
きっと、周りの景色が新鮮で旅行にきた気分でいっぱいだったからだと思います。
歩くのを避けたい方は、その先の「甲府駅バス停」にて降りてください。
そのまま電車で2駅先が石和温泉となります。(200円、7分)
【新宿から高速バス移動】
・片道料金:1900円
・移動時間:約2時間
・乗り換えなし
ホテルふじまでのアクセス
・石和温泉駅から送迎バスや車で5分ほどになります。
・徒歩だと15分弱くらいかかるので距離はありますが、川の音や周辺の山々など自然を満喫できます
バイキングで大満足 ホテルふじの2つの魅力
石和には数多くのホテルや旅館がありますが、その中でもホテルふじを選んだ理由はコスパと食事の2点です。
今回の旅行の目的が『美味しいものをたくさん食べて夏バテを吹き飛ばそう! 』だったので、バイキング形式の宿を選びました。
なんとホテルふじではバイキングの評判が高く5年連続人気宿のリストに掲載されているので期待しちゃいますね。
今だから言えるお話を少しだけ
私は石和の街並みや自然を満喫するため、駅から徒歩で向かいました。
駅からは距離があるので小道に迷い込みながらもようやくホテルの看板を発見したのです。
「やっと見つけた〜!」と思ったのもつかの間、遠くから見つけたホテルの看板があまりにも年季が入ってるというか歴史を感じるというか、言い方が悪いのですが古びた感じに見えたので大丈夫なのかと内心不安でした。(失礼)
し・か・し!
恐る恐る建物に近づいてみると立派な入り口。
近くにある池に金色や鮮やかなオレンジ色の鯉が泳いでいたりして、最初の不安なんて忘れていました。
そして、中に入るってみると内装がとてもきらびやかで、外観とのギャップに驚くくらい豪華でした。
間接照明をうまく利用した広々としたエントランスでとても雰囲気が良かったです。
ロビーエントランスは高さもあり、とても開放感のある空間でした。
ふかふかの大きいソファが所々にあるのでチェックイン前の時間でも、座りながら外の景色を見たりゆったりくつろぐことができます。
入り口付近の一角にインスタを模したパネルがあったので、それを使って記念撮影をするのも旅の記録に使えていいですよ。
【部屋】別亭美峰からの景色
別邸美峰のお部屋はホテルの奥の方にあるお部屋で純和風の作りです。
2人で宿泊するには充分な広さでした。
たまに隣部屋の物音が聞こえたりする宿がありますが、こちらのお部屋は全く気にならなかったので安心です。
さらにお部屋のグレードを上げると桧風呂や庭園があるお部屋も選ぶことができます。
部屋からの景色と日当たり
2階のお部屋でさらに南向きということもあり、窓から見える景色と日当たりが最高なお部屋でした。
窓の外には石和の街と大自然が広がっています。
自然豊かなので空気が良く、窓を開けて風に当たりながらくつろぐのもいいかもしれませんね。
右側の写真はちょうど朝日が昇る頃の時間に撮影した写真です。もう少し早い時間に起きると、きれいな朝焼けを見ることができます。
空の色が青~紫~赤のようにグラデーションになり、とても素敵な景色のでぜひ少しだけ早起きして見てほしいです。
【食事】豪華バイキングに舌鼓
さて、楽しみにしていたバイキングのお時間です。
私が訪れたのは夏休みシーズンということもあり宿泊客が多かったのですが、宿泊の人数に対して食事会場はかなり広い印象でした。
料理を取るときに並んだり待ったりすることがほとんどなく、スムーズに食べ進めることができたのが良かったポイントです。
グループごとにテーブルが設けられ、和洋中様々な料理が揃えられていました。
私たちが指定されたのは窓側の席で、窓の外はアクアウォールのようになっています。
涼しげな雰囲気があり、こういった細かいところにも工夫がされているなと感じました。
食事は2部制となっていますが、十分に時間がありますのでしっかり味わいながら食べることができます。
バイキングでたまにみられるような手抜き感が全く感じられず、盛り付け方や配置に工夫がされて入れ見ているだけでも楽しめるようなバイキングでした。
オーナメントを使用したり工夫が見られ、お料理の魅せ方までこだわりを感じられます。
夕食バイキング
卓上コンロでお野菜やお肉、海老・カニなどの海鮮を自分好みに選んで調理することが出来ます。
お肉や海鮮・お野菜などを自由に取り、五徳で温めて食べるのは新鮮な感覚でした。
こちらは出来上がりに時間がかかるので先に準備し、その間にプレートの食事を取りに行くことをおすすめします。
海鮮コーナーでは、たくさんの海鮮がショーケースのように用意されているので、好きな物を伝えると目の前で切ってくれたり、その場で盛り付けてくれます。
もちろん新鮮なので臭みがなく美味しく食べられました。
盛り付けも丁寧にしてくださるので、ついつい写真を撮ってしましますよ。
お肉や揚げ物は注文が入った後に焼いたり揚げたりしてくれるので、出来立てアツアツをいただくことができるのは嬉しいです。
他にも色とりどりでおしゃれに食材やお料理がセッティングされていて、料理なのか飾り物か分からず、取るのに躊躇するくらい素敵なセッティングでした。
おすすめ料理
見た目が良いだけではなく味も抜群に美味しい料理ばかりです。
写真のようにフルーツと組み合わせたお料理がいくつかあり、初めはどんな味なんだろうと戸惑いましたが、フルーツとの組み合わせ最高に相性がよかったです。
「あ!これ美味しい!」と新たな組み合わせに気づくお料理もたくさんあったので、味にも驚かされました。
朝食バイキング
朝食もバイキングになります。
夕食時と同じく和洋中様々な料理があり、朝なのにもかかわらずたくさん食べてしまいました。
どれもできたててアツアツのお料理で、減ってくるとすぐに補充してくれるので食べたかったものが食べれないということがありませんでした。
評判通りの大満足なバイキングです。
【温泉】貸切風呂は朝焼けと共に
温泉へ向かうには渡り廊下を渡るのですが、ここがなんとも言えないほど雰囲気が良いです。
夜になるとライトアップされ、さらに幻想的な雰囲気に包まれ癒し空間へと変わります。
ガラス窓の中は休憩スペースになっているのでお風呂上りにここで休憩してみてはいかがでしょうか。
無料で利用できるマッサージチェアなんかもありました。
大浴場
大浴場は屋内と屋外1つずつで男女入れ替え制となっています。
内湯は泳ぐことができるほどかなり広いので、ちいさなお子さんも楽しんでいました。(もちろん泳ぐのはマナー違反)
内湯だけではなく露天風呂もあり、全部で4つの場所で温泉を楽しむことができます。
AM11時~AM1時、AM3時~AM10時で入浴可能なので、ほぼ自由な時間に行くことができます。
泉質は単純泉でかけ流しではなく循環なので、温泉好きの方には少し物足りないかもしれません。
ですが、人目を気にせずゆったり入浴することができるのはホテルふじの温泉の魅力のひとつです。
貸切風呂
貸切風呂は通常有料なのですが、私が宿泊した日は翌日の朝5時から一般解放されて自由に入れるようになっていました。
チェックインの際に案内があったので宿泊している方は皆さん知っていると思うのですが、朝早い時間だったこともあり貸切状態で入浴。
朝焼けや山々の景色を眺めながら体を温めて、良い1日のスタートを切ることができました。
【おもてなし】ホテルでの楽しみ方
プール
ホテルふじにはエントランスからも望める、大きなプールがあります。
毎年6月半ばから8月いっぱいまでプールが開放され、9時~18時まで利用できるので子どもたちがはしゃいでめいいっぱい遊ぶことができます。
親御さんは子どもが遊ぶ姿を、プールサイドにあるデッキチェアにてくつろぎながら眺めていました。
プールがあるとお子さんに喜ばれるので、子連れの旅行にもおすすめです。
ホテル内にプールがあれば、わざわざ観光に出なくてもホテル内で十分に楽しめますね。
楽器演奏&ハワイアンコンサート
バイキングでお腹もいっぱいになり、ちょっと一休みしたいなと思ったところでプールから楽器の音色が聞こえてきました。
夏には楽器演奏とハワイアンショーがプールサイドにて披露されます。
日が落ちライトアップされた空間が音楽とも合うので素敵な時間をすごせました。
本当に日常を忘れさせてくれます。
この日は真夏でしたが、夜は丁度良いくらいに涼しい気温になります。
プールサイドのイベントは夏限定なので、やはり夏にくるのがおすすめです。
食事後ののんびりした時間にリフレッシュできました。
笛吹川フルーツ公園
ホテルふじでは、観光スポットである笛吹川フルーツ公園までバスで向かい、夜景を見に行くサービスも行っていました。
これが無料なのが驚きです。
ホテルチェックインの時に案内があり先着順で行くことができます。
石和温泉駅からフルーツ公園までは車を使わないと移動できない距離なので断念していたのですが、送迎のサービスがありとても嬉しかったです。
笛吹フルーツ公園からは日本三大夜景に選ばれた夜景がみられるとのこと。
ホテルふじを発車しかなり高いところまで山道を登って行きます。
運転手の方が車内の電気を消して真っ暗にした状態を作り、星空を見やすくしてくれたりしました。
こういった気遣いが嬉しいですよね。
徐々に街から遠ざかり街の灯りが小さくなっていきます。
山道を進んでいくと外には街灯もないので車内の灯りを消すと真っ暗になります。
10分ほど移動し到着した場所は夏でもかなり寒い場所でした。
甲府盆地が一望でき、写真ではなかなか写せませんでしたが星も多く見ることが出来ました。
街の灯りも綺麗ですよね。
さすが日本三大夜景に選ばれただけある絶景でしばらく見とれるほどです。
この夜景をバックに、案内してくれた方が写真を撮ってくれて細やかな気遣いも嬉しかったです。
石和の観光スポットは笛吹川フルーツ公園だけではありません。
ワイナリーなど大人も楽しめるスポットがたくさんあるので、石和温泉を散策してみてはいかがでしょうか。
まとめと感想
ホテルふじさんの一番の魅力は何といっても豪華で充実した食事です。
もちろんそれだけではなく、内装が素晴らしかったり景色の良いお部屋でゆったりくつろぐことができる点もポイントです。
ビュッフェは種類豊富すぎて残念ながら食べることができなかったメニューもあるので、機会があればもう一度行きたいなと思うホテルでした。
温泉を楽しむには寒い時期が適しているかと思いますが、個人的に山梨の石和は夏がおすすめです。
早朝や日が暮れると都内と比べ涼しくなりすごしやすいですし、生き生きとした自然からパワーがもらえます。
また、ホテルふじのプールやプールサイドで行われるイベントも醍醐味なので大人も子どもも楽しめるホテルです。
ホテル内で1日楽しみ尽くせるホテルふじの宿泊記でした。