やむの気ままな備忘録

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人見知り&インドアによる超アクティブ旅行記

草津温泉の食事処3店 ランチ&夕食はここにしました

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草津温泉には食べ歩きできるほどグルメが目白押しです。

しかしランチの目星はつくものの、素泊まり利用の方にとっては夕食をどこにしようか悩みどころではないでしょうか。

 

そこで今回はランチ利用したお店2つと、夕食処として選んだ観光客でも入りやすいお店をご紹介します。

 

草津で食事難民にならないように、事前にチェックしておくのがおすすめです!

 

草津のランチ①「蕎麦かない」初めて蕎麦湯がおいしいと思えたお店

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草津の温泉旅行1日目のランチには、西の河原に続く道である西の河原通りにある蕎麦屋を選びました。

 

西の河原通りには蕎麦屋がいくつか軒を連ねていて、そのなかでも評判のよかった蕎麦かないをのぞいてみることに。

12時半ごろに扉を開けると店内は満席とのことで、10分ほど待ったあとに通されました。

 

店内は4名テーブルが4つと、2名テーブルが1つのみのこじんまりとしたお店です。

席に着くと温かいお茶と漬物が運ばれてきます。

 

目を引いた鴨せいろを注文

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メニュー表の先頭にあった鴨せいろ(1,100円)が気になり、注文してみました。

メニューには基本のもりそば以外に、くるみだれ蕎麦やめかぶとろろ蕎麦、ミニ天丼が付いたきのこおろし蕎麦があり、どれもおいしそうな品々です。

 

蕎麦は細めの二八蕎麦で、つるつるとした喉ごしの良さと蕎麦の香りがよく、次々と口に運んでしまうほどおいしいお蕎麦でした。

 

そして鴨つゆは大ぶりの鴨肉のうま味がつゆに溶け出し、細めの蕎麦によく絡みます。

つゆが染みたネギもおいしく、最後の一口まで飽きることなく完食しました。

 

 

お通しとして出された自家製のお漬物も味わい深く、箸休めとしてちょうどいい量です。

メニューには葉わさび漬けといった、お酒にもあうおつまみがあったので、気になる方はこちらもチェックしてください。

 

お蕎麦があと2口3口で食べ終わるかなといった頃合いを見計らったように、蕎麦湯が運ばれてきます。

残った鴨つゆに蕎麦湯を2:1の分量で入れて飲んでみることに。

 

今までは蕎麦湯がおいしいと感じたことがほとんどなかったのですが、蕎麦かないでいただいた蕎麦湯はおいしいと思ったことが驚きでした。

蕎麦湯をもう少し足してみると、個人的にちょうどいい塩梅になります。

 

鴨つゆのうま味が蕎麦湯のマイルドな味わいに包まれて、最後までおいしくいただきました。

 

草津のランチ②「旬彩茶屋夢花」 群馬の特産品まいたけの丼ものを味わう

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2日目のランチに選んだお店は、草津バスターミナルからほど近い場所にある、旬彩茶屋夢花です。

 

この日は天気が荒れていて雪吹雪が激しい日だったためか、店内は観光客でにぎわっていました。

 

ちょうど入店したころはお昼前の時間だったおかげでスムーズに入店。

2重の玄関をくぐると、思ったより狭い店内で席数が少ない印象を受けましたが、2階建てになっていて、大広間には団体客が入れるくらいのスペースがありました。

 

ちなみに2階は靴を脱いであがるため、雪山ブーツなどを履かれている方にとっては少し手間かもしれません。

 

 

窓側の席に案内されさっそく注文しようとしたところ、店員さんがなかなかやってこないという問題が起こりました。

テーブルには呼び鈴もなく店員さんの姿さえ見えなかったので、仕方なく1階まで下りて注文することに。

 

この時気づいたのですが、案内された部屋にある電話を使って注文するようでした。

 

あらかじめ教えてくれよ...

 

もし旬彩茶屋夢花を利用したときに2階に案内されたときは、電話から注文してください。

 

舞茸天丼を迷わずチョイス

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メニューには丼ものを中心にボリュームのあるメニューがずらりと並んでいます。

 

私はキノコ類のなかでも舞茸が好物なので、迷わず舞茸天丼(950円)を選ぶことに。

カラッと揚げられてた大ぶりの舞茸天が、ごはんを覆いつくすように盛り付けられていて、食欲をそそる見た目です。

 

甘じょっぱい濃いめのタレは、器の底と上からこれでもかと言うようにかけられています。

肝心の舞茸天は大口を開けても入りきらないほどの大きさで、カリッとした衣とジューシーな舞茸がとてもおいしい丼ぶりでした。

 

しいて言うと、舞茸そのものの風味を味わいたかったので、タレはごはんにかけるくらいで十分かなと思います。

しかし食べ盛りの若い人や、濃い味が好きな方にとっては、かきこみたくなるほどの丼ぶりであるはずです。 

 

この日は凍えるような寒さの厳しい日だったので、丼ぶりでエネルギーチャージができました。 

 

草津の夕食「香林坊」草津の夕食で金沢おでんをいただく

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泊まった旅館は素泊まりだったため、夕食は外でいただくことに。

 

実は夕食を食べる前、すでに旅館にて購入した饅頭やら地ビールやらを食べのみした後だったこともあり、軽く食べられるこちらの香林坊へおじゃましました。

 

 

18時半頃に行くと店内の6割~7割は埋まっていて、活気が出てくるタイミングのように感じます。

 

香林坊は地元の方や常連さんも見かけつつ、観光客も何組かいたことから入りやすいお店です。

19時をこえるとほとんど埋まっていたため、事前予約が必要だなと思いました。

 

金沢おでんに始まり

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まずは金沢おでん5種盛り(650円)をいただきました。

金沢はおでんの消費量が多く、ダシや金沢おでんならではの具材である車麩などが特徴です。

 

車麩をいただいてみると、ダシを存分に吸っていて、一口噛むとあふれるほどの量でした。

素朴な味わいながらもおいしさは十分で、お酒もすすみます。

 

具材1つ1つが大ぶりなので、2人でシェアするにはちょうどいい量でした。

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おでんに夢中になっていて、先付を忘れていたことに気づいた私。

 

手前にある先付は白かぶと油揚げというシンプルなものですが、透き通ったお出汁がしみ込んでいて、おでんとはちがったダシのおいしさでした。

 

白かぶはやわらかく、かぶりつきたくなるほどダシのうま味がしみています。

 

自慢の卵焼きで終わる

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自慢の卵焼き(650円)はふっくらとオムレツのような巨大な卵焼きが、おでんの出汁に浸かった状態で運ばれてきました。

 

驚いたのはボリューム感と、おでん出汁が一緒になっていたことです。

後から知ったのですが金沢おでんの具材には卵焼きが入ることがあるようで、それに倣って作られたメニューだとわかりました。

 

卵焼きはふっくらとしていて、卵焼きとは思えないほどのやわらかさ。

口の中でトロトロと溶け出しているように感じるほどのやわらか食感です。

 

卵焼きには刻まれた紅ショウガが入っていて、これがいいアクセントになります。

ピリッと辛い紅ショウガの味と、たまご・おでんの出汁のうま味で満足感たっぷりなメニューでした。

 

おかげさまでこの1品だけでもおなかいっぱいです。

ほかにもつまみとして2品ほど注文して夕食を終えることに。

 

今回注文はしなかったのですが、香林坊には日本酒の飲み比べセットがあるので日本酒好きの方はぜひ頼んでみてください。

 

(旅館で飲みすぎたせいで、日本酒は断念しました...)

 

 

感想などもろもろ

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草津温泉旅行で利用したランチのお店2つと、夕食として利用した居酒屋をご紹介しました。

 

お蕎麦屋さんは西の河原通りに多く、夕食が食べられる居酒屋は湯畑だけではなく温泉街から外れた場所に点在しているなと感じます。

草津温泉にて素泊まり宿泊をされる方は、夕食難民になる方が多いと聞くため、できれば事前に予約をすることがおすすめです。

 

中には観光地値段の飲食店や、殿様商売のお店もあり、行き当たりばったりで入るとせっかくの旅行で気分を害する可能性もあります。

 

今回ご紹介した3店舗はいずれもリーズナブルかつ、接客も気にならなかったためおすすめできるお店です。 

 

旅行では食事も楽しみの1つ。

草津グルメを存分に楽しんでください。

【正直レビュー】買ってよかった草津温泉のお土産&食べ歩きグルメランキングベスト3

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草津温泉にあるお土産や食べ歩きグルメの中で、実際に食べておいしかったものトップ3をご紹介します。

 

トップ3にあげたものはお土産として持ち帰るまでに我慢できずに、旅館で食べてしまったものもあるほどです。

 

宿泊したのは素泊まり旅館なので持ち込みはOKです!

 

トップ3以外にも草津温泉で注目度が高いお土産を購入しました。

なかには辛口コメントもありますが、正直にレビューしていきます。 

 

草津温泉のお土産ランキングベスト3

 

草津温泉街にて購入したお土産や食べ歩きメニューのなかで、個人的においしかったものをランキング形式でご紹介します。

 

実際に買ったり食べたりした商品は、グーグルや食べログの口コミ、ネットの情報をいろいろと調べたうえで行くことにしたお店で購入したものです。

 

ベスト3は草津温泉に来たなら買ってほしいおすすめ商品なので、ぜひチェックしてください。

 

No.1 本家ちちやの二色あんまんじゅう&茶まんじゅう

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草津温泉にはまんじゅう屋さんが何店舗もあり、その中でも評判のよかったお店がちちや本店です。

 

ベーシックな黒糖生地につぶあんが入った茶まんじゅうと、栗あんをこしあんで包んだ二色あんまんじゅうの2種類があります。

 

草津バスターミナルから湯畑方面へ歩いていく途中で本家ちちやを発見したので、バラ売りされているまんじゅうをいただきました。

 

茶は1つ110円、二色は1つ120円です。

バラ売りの場合は温かいまんじゅうが購入できます。

 

このとき味見として買った2種類のまんじゅうがとてもおいしく、6個入りのものを購入して宿で食べちゃいました。

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こしあんに隠れて栗あんがあまり見えていませんが、実際にはたっぷりとちょうどいいバランスで包まれています。

 

2色あんを初めて食べてみて、甘すぎずしつこくない優しい小豆と栗のすっきりとした甘さがとてもおいしいと感じました。

 

そして生地のおいしさは、ほかのまんじゅう屋さんよりも圧倒的においしかったです。

ふわっとしっとりしていて中のあんとの相性がよく、一体感がありました。

 

茶まんじゅうは懐かしさを感じる昔ながらのまんじゅうでこちらもおいしかったです。

つぶあんが好きな方は茶まんじゅうだけがつめられているボックスがあるので、こちらを購入してください。

 

あんこが苦手なわたしでも3つをペロリと完食しました。

草津に来たなら1度食べてほしいまんじゅうです。

 

本家ちちやのまんじゅうは生ものなので、消費期限は3~4日と短いことにご注意ください。

 

本家ちちやは草津温泉街に2店舗あります。

湯畑の方が混雑していますが、天蓋の蒸し器で温められたばら売りの饅頭が購入できます。

 

本店はバスターミナルに向かう途中にあるため、お土産として購入される方はこちらで購入するとギリギリまで荷物の量が抑えられますよ。

草津温泉の温泉まんじゅう 本家ちちや

 

No.2 山びこ温泉まんじゅうのあげまんじゅう

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続いてもまんじゅう屋さんです。

 

山びこ温泉まんじゅうのイチオシ商品は、あげまんじゅう

その名の通り、饅頭をカラッと揚げたまんじゅうです。

 

店内は人ひとり入れるくらいの狭い店内なので、天気がいい日は行列ができそうなお店でした。

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あつあつの揚げまんじゅうは、寒い草津で食べる食べ歩き商品としておすすめです。

 

カリッとしたごま入りの衣はもっちりとしていて、中にあるまんじゅうと合っていました。

揚げたおかげであんもとろりと溶けるようななめらかさ。

 

期待以上においしかったので、持ち帰れないことが残念です。

 

山びこ温泉まんじゅうではあげまんじゅうのほかにも、あげスイートポテトやあげもちといった変わりダネ商品がありました。

気になる方はこちらもチェックしてください。

 

No.3 草津の地ビール草津温泉物語

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草津のお酒といえば日本酒がイメージされがちですが、今回の草津温泉旅行では地ビールにしてみました。

 

草津の地ビールである草津温泉物語は、メルツェン・エール・ホワイト・スタウトの4種類があります。

 

販売場所はいくつかありますが、湯畑付近で購入するならホテル一井の1階にある売店か、草津温泉湯の香本舗の2か所です。

 

(草津温泉湯の香本舗の方が10円安かったよ)

ちなみに湯の香本舗では3種類しかなかったので、4種類すべて購入したい場合はホテル一井がおすすめです。

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左のメルツェンは宿で飲みました。

宿泊した旅館は素泊まりなので、自由に食べ物や飲み物をもちこんでお風呂上がりの1杯に。

 

1本330mlですがその前にワインを1本空けていたので、右のスタウトは帰宅後にいただきました。

 

メルツェンは爽やかで、麦芽の甘みをほんのりと感じるすっきりとした味わい。

スタウトはいわゆる黒ビールであり、コク深い味わいとこうばしい麦の香りがたまらない味です。

 

とにかくおいしいの一言でした。
クラフトビール好きの方はぜひ購入してみてください。

 

そのほか買ってみた&食べてみた草津お土産

 

残念ながらベスト3にランクインしませんでしたが、そのほかのお土産や食べ歩きグルメをご紹介します。

 

ここからは辛口コメントが入る場合もあり!

 

草津温泉旅行の前に参考にしていただけるとうれしいです。

 

草津ガラス館の温泉たまご

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湯畑から西の河原をつなぐ道、西の河原通りの上流にある草津ガラス館では、草津の温泉で温められた、できたての温泉たまごをその場で食べられます。

 

80度の湯で12分加熱→50度の源泉に2時間以上入れておくと、たまごの中に温泉成分が含まれてひと味ちがった温泉たまごができると説明がありました。

 

実際に温泉たまごのうま味成分を測定していたテレビ番組を見たことがあり、温泉につけたたまごはうま味成分が高まっているという実験結果が出ています。

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自分で割った温泉たまごにタレをかけていただきました。

 

たまごはちょうどいいトロトロ感で、口に広がる黄身の濃厚さがたまりません。

あっという間に完食してもう1個食べたくなるおいしさです。

 

近くには西の河原から流れてくる温泉の硫黄の香りがしてきて、温泉旅行に来たなという実感がわいてきます。

草津にきて初めに食べてほしいグルメです。

 

松むら饅頭の温泉まんじゅう

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松むら饅頭温泉まんじゅうも口コミ評価が高いまんじゅう屋さんです。 

温めてくれたおまんじゅうをバラ売りで購入できました。

 

先ほどご紹介した本家ちちやのまんじゅうを先に食べていたのでそちらと比較する形になりますが、松むら饅頭は生地とあんがうまくマッチしていないような、それぞれが独立している印象を受けました。

 

個人的には皮をもう少し厚めにしてしっとりとした食感が好みなので、本家ちちやのほうがおいしいなと感じます。

 

しかし松むら饅頭には、たっぷりとあんこが入っているため、甘党の方やあんこ重視のまんじゅうが好みの方は松むら饅頭がおすすめです。

 

草津湯の花まんじゅう本舗の湯もみちゃん焼

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草津湯の花まんじゅう本舗湯もみちゃん焼は、その名の通り草津温泉のイメージキャラクターである湯もみちゃんをかたどった焼きものです。

 

かわいらしい見た目や味のバリエーションも豊富だったことから気になり、購入してみました。

草津湯の花まんじゅう本舗の商品はすべて完全予約制なので、ネットで事前予約が必要です。

 

わたしは草津の隣町で採られている名物、花豆を使った湯もみちゃん焼をチョイス。

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1袋に一口サイズの湯もみちゃん焼が5つ入っています。

 

カステラ風味の生地ということでしたが、ベビーカステラのような生地とは風味も食感も異なります。

甘さよりも焼きめの香ばしさが感じられ、ふわっとしつつもしっかりした生地です。

 

中の花豆は甘露煮にしたもので、ほどよい甘さの花豆。

 

せっかくの花豆が生地の味でほとんど感じられず、全体としては粗雑な印象を受けます。

口コミ評価が高かった分期待しすぎていたこともあり、味としては少し残念でした。

 

お値段は1袋5個入りで税込み600円。

1つあたり120円なので、同じ値段である本家ちちやのまんじゅうの方が味も満足感もよく、おいしいと感じました。

 

感想などもろもろ

 

草津温泉のお土産購入エリアや食べ歩きのエリアは、湯畑周辺と西の河原へ続く西の河原通りの2か所がメインです。

ここにはランチスポットや飲み屋さんもたくさんあり、特にお蕎麦屋さんが軒を連ねています。

 

実際行ってみて気づいた注意ポイントが1つ。

木曜定休日のお店が多いということです。

 

今回ご紹介した揚げまんじゅうのお店、山びこまんじゅうやランチ利用しようと思っていたお店が定休日になっていました。

また年末年始は臨時休業の場合もあるので、仮に閉まっていた場合のプランも必要です。

 

草津温泉にはまだまだおいしいグルメスポットがたくさんあるので、気になるところにふらっと立ち寄ってそぞろ歩きを楽しんでください。

日本最大のスーパー銭湯「スパジアムジャポン」は思わず長居してしまうテーマパーク温泉

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こんにちは。やむ(@yam_kimama_)です。
日本最大級と言われる温泉施設「スパジアムジャポン」に行ってきました!

スパジアムジャポンのようなスーパー銭湯は気軽に温泉気分を味わえるので、寒い時期になると行きたくなりますよね。

 

関東にある有名なスーパー銭湯といえば、おふろの王様や大江戸温泉物語などがあります。

「どうせ同じようなスーパー銭湯なのでは?」とあまり期待せずに行ってみたのですが、ほかとは比べものにならないほどの規模に圧倒されました。

 

今回は温泉好きブロガーのわたしが感じた、東久留米にあるスパジアムジャポンの3つの魅力についてご紹介します。

お得なLINEクーポンあり!ノマド活用もできますよ♪

カフェやお家での作業に飽きて気分転換したい人にもおすすめです。

温泉と岩盤浴のリフレッシュ効果で作業効率もあがるかも!?

 

 

スパジアムジャポンとは東久留米にある最大級のスーパー銭湯

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日本最大級の温泉施設が東久留米に誕生しました。

オープンしたのは今年2019年の3月5日なのでまだ新しく、施設内はピカピカです。

 

まさか東久留米に(失礼)ここまで巨大なスーパー銭湯ができるとは思いもしませんでした。

初めて来たときはあまりの大きさに圧倒されたほどです。

わたしは何度か行ったことがあるのですが、いつ見ても「デカいな~」と声をもらしてしまいます。

夜になるとがライトアップされてめちゃくちゃ綺麗!
そこらへんのイルミネーションより素敵でした。

最近ではテレビでも取り上げられるようになったので、さらに人気が高まっています。

アド街の東久留米回をちょうどテレビで見ていたのですが、内心『やめてくれ~』って思ってました。(これ以上混んでほしくないので) 

 

営業時間と料金表

曜日   営業時間 最終受付時間 大人 入浴料 大人 岩盤浴料
月~木 9時~深夜1時 0時20分 750円 650円
金・祝前日(平日) 9時~深夜2時 1時20分 750円 650円
土・祝前日(休日) 8時~深夜2時 1時20分 850円 650円

日・祝日

8時~深夜1時 0時20分 850円 650円

 

深夜時間まで営業していのが嬉しいポイントですね。

 

あまり混雑しない狙い目の時間は、オープン直後とお昼前後です。

岩盤浴はかなりの広さがあるので使えないということはないのですが、できるかぎり人が少ない時間を狙うとしたらオープン直後と平日20時からだと空いています。

 

レンタルタオルセット(バスタオル+フェイスタオル)の料金は300円。

もちろん持参するのもOKです。

 

温泉好きが感じたスパジアムジャポンの3つの魅力

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スパジアムジャポンが日本最大級といっても、ほかに大江戸温泉やお風呂の王様など大規模なスーパー銭湯はいろいろとあるので、違いが気になりますよね。

そこで、ほかのスーパー銭湯とは違った、スパジアムジャポンの3つの魅力についてご紹介します。

 

温泉と岩盤浴の種類がありすぎる

 

スパジアムジャポンは温泉と岩盤浴の種類が圧倒的に多いです。

・15種類のお風呂とサウナ

・12種類の薬石と5つのエリアの岩盤浴

種類がありすぎるので1周まわったとしても、またもう一周したくなるほどのバリエーションがあります。

 

一般的な岩盤浴の場合、隣の人との距離や限られた数しかないことが気になる点ではないでしょうか。

ですがスパジアムジャポンの岩盤浴は100床を超えるので、いつでも好きなエリアを利用できますよ。

 

いたるところにくつろぎスペース

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岩盤浴と同じ階の5階に「岩盤浴ラウンジ」があります。

こちらのエリアにはたくさんのくつろぎスペースがあり、まるでグランピングをしているような気分に。

このエリアは岩盤浴利用者専用のエリアですよ。

ハンモックや寝ころべるベッド、ソファなどがあり人目につかない隠れられるようなスペースもあるのでカップルにも人気のエリアです。

岩盤浴でリフレッシュしたあとは、こちらのエリアでひと休みしてみてください。

 

漫画&雑誌が読み放題!

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さらに、岩盤浴エリアでは約3万冊の漫画と120冊の雑誌が読み放題という最高のサービスが!

長居したくなる秘密はここにありました。

 

ここで読める漫画や雑誌は岩盤浴内への持ち込みもOKです。

漫画に夢中になって脱水症状にならないよう、こまめに水分補給をしてくださいね。

 

温泉の泉質と温泉効果を最大化させるポイント

 

スパジアムジャポンの魅力としてお風呂の種類が豊富なことをご紹介しました。

魅力は種類だけではなく泉質にもあります。

スパジアムジャポンの温泉に使用されているお湯は、名水百選に選ばれた東久留米の湧き水と同じ水源を使用しているため清らかで美肌効果が高いお湯です。

 

東久留米の土地は昔から水が綺麗な土地として知られるほど豊かな水源があるので、これほど大規模な温泉施設が誕生しました。

 

温泉詳細
  • 源泉名:東久留米 武蔵野温泉
  • 泉質:ナトリウム - 塩化物・炭酸水素塩泉(低張性・弱アルカリ性・温泉)
  • pH:7.6
  • 泉温:37.8度

温泉の成分表をもとに、スパジアムジャポンのお湯がどれほどなのか詳しくご紹介します。

 

【源泉名】 

まずは源泉名から。

深い層から湧きだしたこちらの武蔵野温泉は、無色透明の清らかな泉質として注目され開湯に至った背景があります。

 

【泉質】

次に泉質を見てみると「塩化物・炭酸水素塩泉」とあります。

これは先にくる泉質の方がメインになり、一番濃いので塩化物泉が主となります。

泉質を確認しないままスパジアムジャポンに行ったときは、無色透明のお湯だったので勝手に単純泉(日本で一番多い泉質)だと思っていました。

 

美肌成分でもあるメタケイ酸を多く含むアルカリ性単純泉もおすすめですよ。

 

塩化物泉は保温効果が高く湯冷めしにくいことが特徴で、殺菌効果のある泉質です。
これから寒い時期になるのでぴったりの泉質ですね。

適応症(効能)は、切り傷やうつ病などがあげられます。

 

また、次に「炭酸水素塩泉」と表記されています。

この泉質は皮膚をなめらかにしてくれる美肌効果が高いお湯で、美人の湯の代表格でもある泉質です。

しゅわしゅわしたお湯なので入浴後は清涼感があり、夏場にもおすすめのお湯です。

 

【pH値】 

pHは水素イオン濃度のことで、この数値によってアルカリ性か酸性かがわかります。

美肌の湯としていわれるお湯はpH7.5以上が基準なので、十分美肌の湯としてご紹介できる値です。

 

【泉温】

泉温によって表記が異なり、37.8度は「温泉」に該当します。
なので、泉質の一番うしろに「温泉」と表記されています。

42度以上になると「高温泉」とよばれ、 25度未満になると「冷鉱泉」と呼ばれるようになります。

 

正しい入浴方法でのぼせない・成分を逃がさない

 

せっかく湯冷めしにくく美肌効果の高いお湯が使われているのであれば、その効果を十分に高めて成分を逃がしたくありませんよね。

正しい入浴方法はお湯の効果を最大限に受けることができ、体への負担も減らすことができます。

 

どの温泉でも使うことができ、家での入浴にも活用できるのでぜひ覚えてください。

 

Point
  • 入浴前後に水分補給
  • かけ湯は必須
  • 頭にぬれタオルをon
  • 足湯→半身浴→前身浴の順

おじいちゃん・おばあちゃんじゃないから、こんなこと気にしなくても大丈夫だって思っていませんか?
温泉をなめちゃアカンでぇ...

(こ、こわい...)

正しい入浴を実践すれば、温泉の効果を高めるだけではなくのぼせや湯あたり防止にもつながるので、長く温泉が楽しめますよ。

それでは順にご説明します。

 

入浴前後に水分補給

温泉に浸かると汗をかくことによって、体内の水分量が減ることは知っていると思います。

これにより何が体によくないのかというと、水分が減ることで血液がドロドロになってしまうのです。

 

また、水分だけではなくエネルギーとビタミンCも奪われるので、できれば緑茶がおすすめ。

緑茶にはビタミンCも含まれているのでのぼせと湯あたり防止につながります。 

 

かけ湯は必須

入浴前に体を洗う方が多いのですが、刺激が強い泉質の温泉に入る場合は肌へのダメージが大きくなるのでかけ湯をしてから入浴しましょう。

 

スパジアムジャポンの泉質は塩化物泉・二酸化炭素塩泉なので刺激は強くないのですが、体への負担を減らすという意味で大事な手順です。

足首や手首など、心臓の遠くの部分からかけ湯をはじめ、温度に慣れていきましょう。

 

頭にぬれタオルをon

頭のうえにぬれタオルをのせることでのぼせ防止になります。

この光景は温泉でよく見かけますよね。

わたしも入浴のときは頭にタオルをのせていたのですが、その理由は温泉気分を高めるためです笑

のぼせとは頭に血が上った状態のこと言うので、それを冷やすためにぬれタオルを使います。

冬場は反対に、前身の血流がよくなることで頭の血流量が減って立ちくらみが起こります。
なので冬場には熱いタオルを乗せましょう。

 

足湯→半身浴→前身浴の順

いきなり前身浴をすると水圧と温度変化により、体への負担が大きくなります

特に心臓へ負担がかかるので、長湯したい方やのぼせやすい方はこの手順を試してください。

 

出る時はこの逆順を意識しましょう。立ちくらみ防止になりますよ。

 

おすすめのお風呂

 

【高濃度炭酸泉】

天然温泉に高濃度炭酸を溶けこませたお湯で、健康増進の効果があります。

人工的なものではありますが、濃度を比べると断トツの炭酸泉なので一番のおすすめです。

 

温度もちょうどよく入浴後はさっぱりとした清涼感もあるので、長湯に向いています。

このお湯に浸かると肌がつるつるのすべすべに。

ぜひ、あがったあとの肌を確認してください。

 

【ほっと泡の壺湯】

こちらも先ほどの高濃度炭酸泉と同じ高濃度炭酸を溶け込ませたお湯です。

先ほどの湯舟とは違うポイントは、おひとり様専用ということ。

 

ひとりでゆったりと浸かることができるので人気のお風呂になります。

夜には浴槽内が光りライトアップされるので、雰囲気も良く癒しの湯舟です。

 

スパジアムジャポンのノマド的活用方法

 

スパジアムジャパンは1日いても飽きないほど長居できる工夫があちらこちらにあります。

カフェやお家での作業に飽きた方は、スパジアムジャポンですごすのがおすすめです。

 

ノマドの必須アイテムが完備

・館内全域にフリーWi-Fi

・ソファ席にコンセントあり

・フードコートやカフェの充実した食事

ノマド民の必須アイテムであるWi-Fiとコンセントが完備されているので、作業しやすい環境です。

また、カフェだけではなくフードコートではボリュームある食事ができるので、朝から晩までずっといたくなるような空間です。

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コンセントやテレビがついているリクライニングソファはミニテーブルがあり、カフェにはカウンター席もあります。

集中力が切れたら場所をあちこち移動できるので、気分転換にもなりますよ。

 

温泉だけじゃない!岩盤浴がすごすぎる

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岩盤浴は漫画と雑誌の持ち込みOK!ケータイもOKなのも嬉しいポイントです。

男女別ではありませんが、距離はしっかりとれるので安心してください。

もちろん通話はマナー違反です。ページめくる音や話し声にも気をつけましょう!

岩盤浴エリアは大きく5つに分かれていて、各エリアの入口付近に飲み物を冷やせる場所と荷物おきがあるのも便利です。

 

漫画を読んで楽しみながら岩盤浴ができるのはいいですね。

わたしは岩盤浴ガチ勢なので、漫画を持ち込むことなく呼吸を意識して集中しました。笑

 

まずは仰向けで3~5分→うつ伏せで3~5分。これを2・3回くり返して休憩をはさみます。

呼吸は、吸う息:吐く息=3:7くらいの割合で、吐く息の方を重点的に意識します。

 

呼吸法を意識することで自律神経の乱れを整える効果もあるので、心身ともに良い効果をもたらしてくれます。

 

休憩は汗をしっかりふいた後にクールダウンエリアで冷やしましょう。

この流れを2・3回くり返すのがベストです。

 

全13種類の薬石

 

それぞれに効果がちがった薬石が13種類もあり100床という大規模なので、いろんな楽しみ方ができます。

各エリアの入口と床に薬石の説明がされているので、体の症状に合わせて薬石を選んでください。

 

わたしのおすすめの岩盤浴は「FOREST BATH」にある個室のようになっている場所です。

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入口以外は壁になっている造りです。

ここは人目も気にならず音もある程度カットされるので、ゆったりとくつろぐことができました。

温度がほかと比べて熱いのでやけどにご注意ください。

 

LINEのお得情報でお安く利用

 

LINEの友達検索で「@spajapo」と入力するとお得なクーポンが配信されます。

LINEを登録しておけば日替わりのイベント情報やフードメニューの割引情報などがいち早くチェックできますよ。

 

また、公式HPではお得な前売り券が販売されているので、行く日程が決まっているのであれば利用してみてください。

 

【平日限定】
入浴料、岩盤浴、レンタルタオルセット

1700円→1400円

 

【土日祝日限定】
入浴料、岩盤浴、レンタルタオルセット

1800円→1500円

 

3点セットが300円引きで利用できるので、手ぶらでスパジアムジャポンに行けちゃいます。

 

スパジアムジャポンのアクセス

スパジアムジャポンの最寄駅は東久留米駅になりますが、地図からわかるとおり徒歩では距離があります。

駅から無料シャトルバスや西武バスが運行しているのでこちらを利用してください。

 

都心からのアクセスでは、池袋から電車で20分ほどとなりアクセスしやすいです。

埼玉住みの方は志木や朝霞台から無料シャトルバスが運行しています。

西武バス時刻表
スパジアムジャポン無料シャトルバス時刻表

 

まとめ

 

東久留米にある最大級の温泉施設「スパジアムジャポン」の魅力をご紹介しました。

・温泉と岩盤浴の種類がありすぎる

・いたるところにあるくつろぎスペース

・漫画&雑誌が読み放題

という、今までのスーパー銭湯を何段階もレベルアップさせた最高の空間です。

温泉は高濃度の炭酸泉で美肌効果もあり種類が豊富なので、お風呂のテーマパークのような感覚で楽しむことができました。

 

温泉・岩盤浴・漫画&雑誌・フードエリアと至れり尽くせりなので、泊まりたくなるほどくつろげる場所です。 

おひとり様利用のちらほら見かけるので、人目も気になりません。

自分なりのすごし方でスパジアムジャポンを満喫してください。 

箱根旅行ならロマンスカー 前展望席で優雅にすごすために予約から乗車までを徹底解説

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こんにちは。やむ(@yam_kimama_)です。

先日、最後の夏の思い出として1泊2日の箱根旅行に行ってきました。

その時に利用したロマンスカーの予約から当日の乗車まで、いろいろと手こずってしまった私...

予約や乗車方法を知るまではこんな感じでした↓

 

・乗車券?特急券?なにそれおいしいの?
・ロマンスカーって新幹線?
・改札って何を通せばいいの?なんか2枚通してたような...

 

チンプンカンプンなのにも関わらず、おまけに普通席ではなく「展望席」を狙うという強行突破をしかけようとしていました。

 

展望席とは、ロマンスカー最前の見晴らしのいい席のことで、しかも追加料金なしで乗れてしまうのです。
それだったらその席取るしかないよね!と思ったのですが、人気席なので争奪戦に。

ですが、なにも分からなかった私だからこそめちゃくちゃ調べ尽くして、展望席の予約から当日の乗り方まで徹底攻略できました。

 

今回はその攻略方法をご紹介します。ぜひ、箱根旅行にお役立てください。

 

ロマンスカー予約方法 

 

ロマンスカーの予約方法は、電話や直接窓口へ行くなどいくつかあるのですが、今回はネット予約に絞って解説していきます。

まず大まかな流れから。

 

1.予約サイトに登録

2.予約(この段階では購入できていない)

3.購入

 

これだけ見ると「なんだ、簡単じゃん!」と思われるかもしれません。

油断してると展望席はあっという間に席が取られてしまいますよ...(煽るスタイル) 

 

では、この3つのステップそれぞれのポイントをおさえながらお話します。

 

ネット予約がおすすめの理由

 

先ほど「予約方法はネット予約に絞って説明します」と言いましたが、理由があります。

なぜなら、

 

・前展望席を高確率で抑えられる

・チケットレスで紛失の心配なし

・万が一の予約の取消や変更が簡単

 

といった三拍子がそろっているからです。

特に3つ目にある「予約の取消や変更が簡単」というのは大きなポイントだなと感じました。

 

私が箱根旅行に行ったのは9月の台風直撃の日だったので、万が一に備えて取消や変更ができるようにと手順を調べたところ、自然災害が理由で運休になった場合は払い戻しできるとのことです。

 

また、Twitterで随時状況報告もされているので、リアルタイムで確認したい方はTwitterにてご確認ください。 
小田急線列車運行状況 (@odakyuline_info) | Twitter

 

ロマンスカー予約サイトどっちがいいのか問題

 

流れに身を任せて予約しようとすると、必ず出てくる疑問があります。

 

「e-Romancecar と ロマンスカー@クラブ、どっちがいいの」

 

ネットで購入するには、e-Romancecarロマンスカー@クラブの2種類あるので迷われる方もいると思います。

私も実際どちらを利用するか迷ったのでそれぞれの特徴を調べてみました。

  e-Romancecar ロマンスカー@クラブ
会員登録 必要なし 必要あり
支払い方法 クレジット決済 ポイント決済
※1000円ごとに
ポイント購入

 

公式では、

今すぐ予約・購入ができるe-Romancecarと、利用頻度が高い方におすすめのロマンスカー@クラブがあります。

https://www.odakyu.jp/romancecar/booking/から引用

 

と説明されていて、以上の情報からだと

 

「ロマンスカー使うの今回くらいだし、会員登録もめんどうだからe-Romancecarにしよう」

 

と思いませんでしたか?

 

普通座席を希望する場合はe-Romancecarでも大丈夫です。

ですが、前展望席を希望する場合はe-Romancecarではダメなんです。

 

前展望席ならロマンスカー@クラブで予約

 

e-Romancecarではなく、ロマンスカー@クラブを利用する理由は予約スピードの点で勝るからです。

ロマンスカーの先頭にある前展望席という眺望のいい席は、追加料金なしで予約できることからかなり人気が高い席で、予約可能になったタイミングで即時埋まってしまいます。 

 

e-Romancecarを利用すると会員登録不要とありますが、乗車日時や座席選択以外に

 

・電話番号
メールアドレス
・画像認証

 

という入力項目のハードルがあり、入力している間にあっという間に席が埋まってしまうのです。

 

一方ロマンスカー@クラブでは、事前に会員登録を済ませ日時と席をポチポチと選択すれば、最短で前展望席の確保*1ができちゃいます。

 

ネット予約は乗車日の1ヵ月前の10:00からできるので、絶対に前展望がいい!という方は画面にはりついて待機するのがおすすめです。
ロマンスカー@club PC

無事に前展望席を確保できたところで、まだ安心はできません。

この段階ではまだ「予約」状態なので購入にすすまないと自動的にキャンセルされます。
必ず期限内に購入に進みましょう。

ちなみに発券の必要はなく、クレジットカードで購入しそのままネットにて完結できます。

 

ネット購入でチケットレス

 

予約後は期限内に購入する必要があるのですが、わざわざ券売機まで発券しにいかなくてもネットにて購入できます。

さらに、予約段階や購入後でも日程・座席の変更や購入後の払い戻しもできるのでスムーズな手続きが。
ネットって本当に便利ですよね。

 

当日は乗車後に、スマホ画面を見せるだけでOKなのでチケットレスでなくす心配もありません。

 

ロマンスカーの乗り方

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さて、箱根旅行当日です。

心配性がすぎるので、念には念をと改札までのルート確認と改札を通る方法までバッチリ抑えて向かいました。

さらに方向音痴の方は以下の3つを覚えておけばロマンスカーまで安心して向かえます。 

 

・JR線で新宿まで来たらとにかく下(地下)に行く階段をおりる
・ 「小田急線乗り場」は青い光が目印
・改札は何も考えずに通る(ICカードでも切符でもOK)

 

新宿駅から乗り場までの行き方 

 

新宿駅からロマンスカー乗り場まで行くには、西口を目指して進みます。

新宿は東京駅と大手町に次ぐダンジョンだと思っているので、余計なことは覚えずに「東か西に出たけりゃ下、南に行きたきゃ上」と覚えています。※JR線利用の場合

 

これは、ホームに降り立ってどの階段を使えばいいのか分からなくなった場合、東口か西口に行きたければ下りの階段、南口に行きたければ上りの階段に進んでおけば正解です。

 

地下へ下り案内の通りに進むと小田急改札が見えてきます。
改札へはそのままICカード・切符で通過してください。

 

ちなみに私は、箱根の乗り物が乗り放題&ロマンスカーの往復乗車券代も含まれている「箱根フリーパス」を購入して乗車しました。

こちらのフリーパスを購入する場合は、券売機ではなく窓口にて購入します。※西口改札の場合

このフリーパスは帰りのロマンスカー乗車にも使用できるので、新宿駅にて回収されます。

この時、フリーパスを改札に通したら忘れずにICカード・切符を入れてください
そうしないとものすごい勢いで改札のバーに阻止されます。(通過できません)

 

ロマンスカーの乗り心地

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前展望席はこのようにほとんどが窓になっているので、その分広い範囲の景色を眺めながら移動することができます。

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サイドの窓も大きいのでかなり開放感があり、新宿から箱根までの景色の移り変わりが素敵でした。

だんだんと旅行気分が高まってきますよ。

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サイドからメインテーブルが出てくるようになっていて、小さなサイドテーブルも備え付けてあります。

 

前展望席は一般席より前後の間隔が広くとってあるので、窮屈な感じもなく快適にすごせました。

 

車内販売メニュー

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箱根湯本に到着するまで、何度か車内販売がまわってきます。

新宿駅にて駅弁や軽食を購入する時間がなかった方でも、こちらでお弁当やドリンクが購入できます。

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車内販売とはいっても種類が豊富で驚きました。

アルコールとおつまみの乾杯セットなんてものもあり、朝からビールもたまにはいいですね。

 

まとめ 

 

ロマンスカーに初めて乗る方や、私のように右も左も分からなかった方でも、これでロマンスカーの予約から乗車までバッチリです。

予約から当日の乗り方までポイントをまとめるとこのようになります。

 

・前展望席を予約するなら「ロマンスカー@クラブ」

・ロマンスカー乗り場は小田急線のりば

・改札は普段どおりICカードタッチ・切符でOK

 

少なくともこの3つさえ覚えておけば、予約から当日のロマンスカー乗車までがスムーズになります。

旅行は家を出てからの移動さえもわくわくして、きっと楽しい時間になるはずです。

気持ちのいい箱根旅行のスタートがきれるよう、ロマンスカーの前展望席をゲットしてみてください。

*1:前展望の最前席は窓口に直接行くと取れるという噂もありますが、今回はどこでも予約ができるという点でネット予約がベストとお話しています。

箱根フリーパスでどこまでお得に遊べるのか~1泊2日スケジュール~

こんにちは。やむです。

 

箱根フリーパスを使った、1泊2日の箱根旅行まとめです。

箱根には箱根湯本・宮ノ下・強羅・大涌谷・芦ノ湖・御殿場・小田原の7つのエリアがあります。

箱根の7つのエリアのうち5つをバランスよく詰め込んだ私流のモデルコースを組みました。

 

例によって超アクティブな観光コースなので、へとへとになる可能性が高いのですが、1泊2日で箱根を存分に楽しめるアクティブ観光コースに仕上がっています。 

そして、それぞれのエリアを回りつつ、箱根フリーパスを使った際にどれだけ得をしたのかもご紹介。

観光スポットのみならず箱根グルメも盛りだくさんなので、旅行前の予習や旅行気分を味わっていただけたら嬉しいです。

 

 

箱根フリーパスはどれだけ得するのか【私流モデルコース】

 

箱根フリーパスとは

 

新宿~箱根湯本駅間のロマンスカー乗車券代
+
箱根の電車・ロープウェイ・バスなどの乗り物が乗り降り自由
なお得なチケットです

 

箱根旅行にて各所の観光スポットを巡る予定のある方は、この箱根フリーパスをおすすめします。

1泊2日の箱根旅行でも箱根湯本を始め、強羅や芦ノ湖など各エリアを巡るコースの場合は、バカにならない交通費がかかります。

箱根フリーパスを使えば乗車のときは箱根フリーパスを見せるだけでいいので、ICカードのチャージの手間も省けます。

 

実際に使ってみて気づいたことは、箱根湯本駅から芦ノ湖へ行く予定がある方は迷わず購入すべきだということです。

片道1,000円弱かかるので、箱根フリーパスでお得にらくらく移動しましょう。

さらに乗り物だけではなく、ガラスの森美術館や日帰り温泉施設など71の施設にて、優待や割引を受けることができるのでかなりお得です。

www.hakonenavi.jp

 

1日目 箱根湯本~強羅エリア観光

 

【7:05】ロマンスカーにて新宿駅発

いつも旅行の初日は4時半ごろに起きて出発する気合の入りようです。

新宿にて箱根フリーパスを購入し、ロマンスカーに飛び乗りました。

朝ごはんをほとんど食べてない状態だったのでお弁当を買おうと思ったのですが、箱根でたくさん食べれるようにとセーブすることに。

ロマンスカー内では、グレープフルーツを丸ごと持ち込んで剥き始めるという面白い方がいました。笑

 

強羅エリア

 

【8:25】箱根湯本駅到着

箱根湯本駅に到着したのは結構早めの時間だったので、駅内もほとんど人がいなく静かでした。

洋服などの荷物は大きめのトートバックにまとめて、常に身に着けるバッグとは分けていたので、その荷物を預けるべくロッカー探しに。

 

箱根湯本駅内には、改札内・改札外・駅下・案内所の4か所にロッカーがあり、案内所だけ9:30~19:00の時間制限があります。

キャリーケースでなければ¥300で十分な広さが借りられるので、荷物を預けてから散策するのがベストです。

 

ちなみに、駅からホテルまで荷物を運んでくれる「箱根キャリーサービス」があり、箱根フリーパスでは100円引きで利用することができます。

 

箱根登山電車のおすすめ座席

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箱根登山鉄道にて箱根湯本駅から40分ほどかけて強羅駅に向かいます。

初めて乗る方におすすめしたいのは、一番前の座席です。

箱根湯本から強羅までは徐々に標高が高くなる感覚や、世界で第2位の急カーブなどを間近に見ることができ、臨場感が楽しめます。

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帰りも登山電車を利用する際は、進行方向左側の後ろ側の席をおすすめします。

急カーブの時に見ることができる、前車両の様子は普段見ることのない旅行ならではの景色です。

 

【9:35】ロープウェイ乗車

続いて、強羅公園に向かうためにロープウェイに乗り換えることに。
大涌谷へつながるロープウェイ乗り場は、強羅駅横にあります。

登山電車とロープウェイの発着時間がほとんど同じなので、乗り換えたら数分後にロープウェイも発車するはずです。

 

最前席に座るために1本見送る時や時間が空いた場合は、強羅駅横に手湯があるので利用してみてください。

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こちらの手湯は早雲山の噴煙地帯を源泉としていて、泉質は単純硫黄泉。

効能は慢性皮膚炎や切り傷があげられていて、手湯としては贅沢な源泉かけ流しです。

 

せっかくなので思う存分新鮮なお湯を楽しみたいところですが、かなり温度が高いので火傷しないようご注意ください。


■箱根湯本駅~強羅駅 ¥400
■強羅駅~公園上(ロープウェイ) ¥170

 

強羅公園

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【9:42】強羅公園(西門)到着

箱根ロープウェイの「公園上」にて下車し、徒歩3分ほどで強羅公園に到着しました。

強羅公園は箱根フリーパスを利用すると、無料で入園できるところが嬉しいポイント。

 

実は1つ手前の駅「公園下」からも行くことができこちらが正門となるのですが、公園上駅下車で行くことをおすすめします。

理由としては、強羅公園そのものが公園下(正門側)と公園上(西門側)で標高が異なっていて、公園上から進んでいくと下り坂になり歩きやすく、景色を眺めながら進むことができます。

 

一方、公園下から進むとずっと上り坂になるので、歩くのが少し大変になると思います。

景色を楽しみながらゆったり進んでいきたい方には、公園上下車がおすすめです。

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園内はお土産屋さんやカフェ、植物園などがあります。

入口からすぐのところには眺めの良い写真撮影スポットがありました。

そのわきには少しではありますがすすきを見ることができるので、仙石原に行けない方は強羅公園でたのしむこともできます。

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園内の植物を順番に観賞しながら、私たちは25分くらいで退園。

園内をぐるっと見回るだけでも30分ほどを見積もったほうがいいと思います。

 

最後、強羅公園の出口付近で猫を発見しました。

猫大好きなのでテンションあがります。

人慣れしている猫ちゃんのようで、愛くるしい表情に癒されました。

 

■強羅公園入園料:¥550(フリーパス利用は無料)

 

銀かつ亭

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強羅公園を出たあたりでちょうどお昼前の時間になりました。

続いてランチを食べに強羅へ戻ります。

 

公園下からは徒歩で向かうことができる距離なので、徒歩で向かうことに。

お目当ての「豆腐かつ煮」を食べに銀かつ亭へと向かいました。

 

こちらのお店は箱根グルメの中でも評判の、豆腐を使ったうま味たっぷりのカツ煮定食を食べることができます。

豆腐なのにかつ煮?と思われるかもしれませんが、おだしのうま味がしっかり染みた豆腐を揚げ卵でとじた豆腐かつ煮は、まるでお肉を食べていると思うほどジューシーで期待以上の味でした。

濃いめの味付けなのでごはんも進み、ランチにおすすめのお店です。

 

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銀かつ亭で使用されている豆腐を取り扱っている箱根銀豆腐という豆腐屋さんが近くにあるので、こちらもおすすめです。

醤油なしでそのままいただいてみてください。素朴でしっかりと大豆の風味が香る美味しいお豆腐を味わえます。

 

塔ノ沢 

深沢銭洗弁財天

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【12:30】塔ノ沢駅下車

ランチを食べた後は登山電車で塔ノ沢駅へ向かいました。

あまり注目されないのですが、ここには深沢銭洗弁財天と言われる金運のご利益がある神社があります。

ほとんど観光客もこない穴場スポットです。

 

もっているお金を、銭洗弁天の湧き水で清めます。

この時お札も一緒に洗うことができるそうなのですが、私は小銭のみにしました。

こちらの洗ったお金は使ってもよし・使わずにとっておくもよしだそうです。

使ったお金が巡り巡って回ってくることを祈りまししょう。

 

■強羅駅~塔ノ沢駅 ¥360 

 

ちょっぴりハイキングコースで箱根湯寮へ

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日帰り温泉施設の箱根湯寮へは、ほとんどの方が箱根湯本駅からバスを利用して行くのですが、実は塔ノ沢駅からも徒歩で向かうことができます。

とはいっても正規ルートではないので、人気のない山道を進むことに。サンダルやヒールで来ている方は難しそうなコースです。

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わたしはスニーカーで行ったのですが、ほぼ森の中のような景色なので足を踏み入れたはじめから『普通のルートではないな』と感じていました。笑

ですが、旅行先だけ超アクティブになる性分なので、なぜか気力が湧き山道を進むことを決意。

道ができていてコンクリートで舗装されているのですが、坂をずっと上っていくルートなので体力は削られていきます。

塔ノ沢には1時間以上のハイキングコースもあるので、次回箱根に来たときはこちらも挑戦してみたいです。

行かれたことがある方は感想をお聞かせください。

 

【13:18】箱根湯本駅へ戻る 

ミニハイキングを楽しんだ後は宿のチェックイン時間が近づいてきたので、箱根湯本駅へ戻りました。

駅前の商店街で食べ歩きをするのも醍醐味の1つですが、泊まる宿の夕食がコースメニューでボリュームがあると聞いていたので、駅前商店街の食べ歩きは2日目にまわすことに。

 

■塔ノ沢駅~箱根湯本駅 ¥130

 

カフェTimuny.

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宿に向かう前に、商店街の裏側の喧騒から離れた場所にある、カフェTimuny.にてひと休み。

早川沿いにあるカフェなので、店内にも川のせせらぎが聞こえてくるような静かなカフェです。

 

注文した水出しコーヒーは、香りもよく酸味が控えめでとても美味しいので、コーヒー好きにはぜひ飲んでほしいアイスコーヒーでした。

 

2日目 芦ノ湖~仙石原~宮ノ下エリア

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宿のチェックアウトは11:00なのですが、まだまだ巡りたい観光スポットがあったので早めの9:00にチェックアウト。

実はバス発車時間の都合でもう少し早めに出たかったのですが、朝食後のんびりしてたらギリギリの時間になってしまいました。

そこでバスが来るまで景色を眺めながら待つことに。

あじさい橋が見えるので、バス停所からの眺めも素敵です。

 

芦ノ湖エリア

 

箱根4大ベーカリーの1つであるベーカリー&テーブル箱根に行くために元箱根港へ向かいます。

箱根町線の登山バスで約30分ほど。

元箱根港まで向かうには箱根旧街道線でも行けるのですが、箱根町線と比べて本数が少ないので来た方に乗るといいですよ。

 

バスも登山電車同様、最前席がおすすめです。

先ほどお話した通り箱根の土地は標高がエリアごとにかなり違ってきて、急カーブ・急勾配となっているのでアトラクション感覚で楽しめます。

かなり臨場感があるので、あっという間に30分経ちました。

 

■箱根湯本バス停~元箱根港バス停 ¥960

 

ベーカリー&テーブル箱根

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【10:22】美味しそうなパンがずらりと並ぶ

元箱根港バス停に降りると、ベーカリー&テーブル箱根はすぐ目の前にあります。

芦ノ湖の絶景を眺めながら食べる焼きたての絶品パンは、おいしさが何倍にも増します。

 

人気店なので景色のいい窓側の席はすぐ埋まってしまいます。狙うなら開店直後に向かいましょう。

パンだけではなく香高い紅茶もおいしかったので、人気の理由がわかりました。

 

ベーカリー&テーブル箱根にて優雅なモーニングをすごしてみてください。

 

箱根神社

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【11:01】箱根神社の鳥居を目指す

優雅にモーニングの時間を楽しんだ後は箱根神社に向かうことに。

芦ノ湖をはさみ、向かい岸からもばっちり鳥居を見ることができます。

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今回は境内は回らず、鳥居での写真撮影のみの滞在です。

鳥居で写真を撮るだけだったのですが、10分ほど並びました。

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撮影後は鳥居横にある小道を進み、入り口まで戻ることに。

細い小道なのであまり人通りがないのですが、途中でこんな素敵な橋が架かっていました。

こちらからも芦ノ湖を眺めることができるので、人知れない写真スポットかもしれません。

 

甘酒茶屋

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【12:12】レトロなお茶屋さん

甘酒茶屋はベーカリー&テーブル箱根と並び、必ず行きたかったお店です。

箱根湯本駅からは箱根旧街道線のバスにて、元箱根港前に着く場所です。

 

 

甘酒茶屋は萱ぶき屋根の建物が目印。

中に入ると少し薄暗く、炭火の香りが香ってきてレトロな雰囲気が漂っています。

夏には自家製シロップを使ったかき氷を、冬には添加物を一切使っていない自然の甘さが引き立つ甘酒がおすすめ。

旅の疲れを癒すのにぴったりの、風情があるお茶屋さんです。

 

■元箱根港バス停~甘酒茶屋バス停 ¥310

 

箱根海賊船

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【13:20】初の海賊船

またまた元箱根港に戻りました。

海賊船は芦ノ湖を一周するようなコースになっていて、ここから桃源台港を目指します。

海賊船乗り場は元箱根港バス停の目の前にあるので、船が出る時間まで待合室を利用することができました。

 

約30分ほどの乗船時間ですが、波に揺られて高いところから眺めを楽しんだり、船内を探索しているうちにあっという間に着きました。

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クイーン芦ノ湖号はできたばかりの船なので内装もきらびやかで豪華です。

4階構造になっているので、イスに座りながら外を芦ノ湖を眺めるのもいいですし、デッキに出て風を感じることもできます。

船内を散策するのも楽しいですよ。 

 

■甘酒茶屋~元箱根港(バス) ¥310 
■箱根海賊船 箱根町港~桃源台港¥1,050(フリーパス利用は無料)

 

仙石原エリア

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【13:44】桃源台港に到着

桃源台港からまた海賊船に乗って箱根町港に行くルートもあるのですが、私はこちらで降ります。

ここからロープウェイを利用したかったのですが、火山ガスの影響で大涌谷方面が立ち入り禁止(2019/9/23)になっているので行くことができず...

 

現在は桃源台港~蛭子までのロープウェイが再開したようです。(2019/9/23現在)

 

あひるボート

芦ノ湖周辺にはボート乗り場が何か所かあります。初めは、箱根神社近くの乗り場から乗り鳥居付近まで行こうと思っていたのですが、営業していませんでした。(台風の影響かもしれません)

なので、桃源台港近くのボート乗り場に行くことに。

 

港に着いたらエスカレーターで駅構内に入り、右に曲がって進むと外に出られます。

右手に下へ降りれる階段があり、おそらく普通の観光客は使わないような階段なのですがそこから降りてみることにしました。

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すると、このような小道に繋がっていて芦ノ湖近くまで行くことができます。芦ノ湖沿いに進んでいくとボート乗り場に到着しました。

 

30分1,500円でボートを借りることができます。定員は2人なので1人¥750です。

ボート乗り場はおそらく地元の方が営業されていて、ちょっと近づきにくい雰囲気がありましたが、優しく対応してくれたので安心してください。

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結構年季が入ったあひるボートです。

30分は短いかなと思ったのですが、体感としては結構長く楽しめました。

アヒルボートは小さいころ以来なのではしゃぎまくってましたね。 
 

仙石原すすき草原

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大涌谷に行きたかったので残念な気分だったのですが、バス移動中に仙石原すすきを見ることができました。

あたり一面がすすきの原です。

 

仙石原のすすきは9月上旬というなんとも微妙な時期ということと、距離の問題によりスケジュールには組んでいなかったのですが、ラッキーなことにバスから見ることができたのでテンションあがりましたね。

10月になるとあたり一面が黄金色になり、夕日をバックに撮ると映えそうです。

 

宮ノ下エリア

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【14:59】宮ノ下下車は私らだけ

このまま箱根湯本駅まで行くこともできるのですが、宮ノ下にて下車しました。

宮ノ下にはカフェやパン屋さんも多いので、観光客が立ち寄ることの多い駅です。

 

そんな中でわたしが宮ノ下で下車して向かう先は豆腐屋さん。

箱根の清らかな水を使った豆腐は箱根グルメのひとつでもあります。

 

豊島豆腐店

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ここで箱根の豆腐屋さんは3店舗目。

今回の箱根旅行では豆腐巡りもミッションにしていたので、宮ノ下の豆腐屋さん「豊島豆腐店」へ向かいました。

バス停から徒歩10分ほどなので少し距離があります。

 

こちらのお豆腐屋さんでは、豆腐のほかに豆乳もあるので一緒にオーダーしました。

まろやかでクセがなく飲みやすい豆乳です。

 

■桃源郷~宮ノ下(バス)  ¥770

 

箱根湯本エリア

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【15:40】旅のラストスパート

宮ノ下から箱根湯本に戻り、帰りのロマンスカーの時間までお土産を買う時間に費やしました。

箱根土産は駅前の商店街で選ぶのが定番です。食べ歩きもできるので各店舗食べ歩きしながら、どれをお土産にしようか決めるといいですよ。

 

■宮ノ下~箱根湯本(バス) ¥410

 

菜の花まんじゅう

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私のおすすめは、まんじゅう屋菜の花の「ご黒うさん」!

バラ買いすると、店外の蒸し器で蒸して温めてくれたものを食べることができます。

 

家族用のお土産に1箱買ったのですが、あらためて家で食べるとやっぱりおいしくて、もっと買っておけばよかったと後悔...

結果、家族のために買ったのにも関わらず残り半分は独り占めすることになりました。(ごめん!)

商店街まで出る時間がない!という方には、駅中に箱根の市というお土産屋さんもあるのでそちらにて購入できます。

一部商品を除き、箱根フリーパスを提示すれば10%オフで買うことができるので、レジにてフリーパスを見せましょう。

 

箱根カフェ

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【16:40】アクティブすぎて燃え尽きた

お土産を買い終え、まだ少し時間が余ったので駅中にあるカフェにて休憩。

1泊2日の旅を写真で振り返りながら一息つきました。

 

店内は広々としていて、窓からはホームの様子を見ることができます。

構内アナウンスも店内に放送されるので、急な運休情報なども知ることができます。

ほとんど運休などはないかもしれませんが、ちょうど台風が来た日だったこともあり時間が前後していたので、店内で知ることができました。

 

まとめ フリーパスを使い倒したアクティブ観光

 

箱根フリーパス代金は5,700円(新宿から)なのですが、これにはロマンスカー往復分の乗車券代2,368円が含まれているのでこれを除きます。

残った金額は3,332円なので、この代金と実際に利用した箱根エリアの乗車代と比較して、どれだけ得したかを計算します。

本来の施設料金・乗り物代:5,370円
お得分:2,038円

なんと、2000円以上お得になりました。

パンフレットの一例にも2000円ほど得になると記載があったので、各地を回るならこれくらいが平均になりそうです。

やはり、観光スポット巡りには箱根フリーパスは欠かせませんでした。

 

一番大きいのは海賊船の1,000円です。次いで箱根湯本~元箱根港のバス960円。

お子様連れの旅行だと海賊船にまた乗りたい!と言われることもあると思うので、その分得になりますね。

買って損はありません。


フリーパスを見せるだけなので、チャージや券を買う必要もなく楽なのも良いポイントです。

以前行った伊香保旅行の1泊2日スケジュール同様、かなりタイトなコースで組んだのでこの行程でいくとかなり疲れます。

ですが、グルメ重視で箱根エリアをまんべんなく巡りたい方にはおすすめのコースなので、ぜひ参考にしてみてください。

【箱根】食べ歩きグルメを侮るな...後悔しないように買っておくべきお土産

こんにちは。やむです。

前回は大人の箱根グルメの楽しみ方についてお話しました。
美味しい豆腐屋巡りは箱根の大人な楽しみ方|豆腐ランチ・豆腐スイーツ - やむの気ままな備忘録

今回は、箱根湯本駅前にある商店街を中心とした食べ歩きグルメについてです。

そしてその中で特に美味しかったものをお土産として購入したので、私のように「これ、もっと買っておけばよかった...」と後悔しないために、お土産選びの参考にしてみてください。

 

 

箱根湯本駅前商店街 食べ歩きOKの名物スイーツ土産4選

 

駅すぐ目の前に続く商店街には食べ歩きに最適なグルメスポットがたくさんあります。

「食べ歩き」と聞くと歩きながら食べる様子を想像するのですが、正確にはその場で食べて・歩いて・また食べるというように各所で立ち止まって食べるのがマナーです。

 

商店街には何店舗もお店が連なっているので、その中から箱根に来たならココ!といえるようなお店をピックアップしてみました。

 

菊川商店 はこね温泉マークが目印

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菊川商店はこれからご紹介するお店の中で、箱根湯本駅から一番近いお店になります。

こちらの名物ははこね温泉のが入ったまんじゅうで、かわいらしい見た目から購入の列ができるほど人気でした。

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まんじゅうを焼き上げている様子を外から見ることができます。焼きたてあつあつの出来立てを買うことができるので嬉しいです。

これを見ると買いたくなっていしまいますよね。

 

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菊川商店の箱根まんじゅう(¥70)はまんじゅうと言っても、カステラのような生地なので洋風のおまんじゅう。

「はこね」のを見ると箱根に来たな~と実感がわいてくるのは私だけでしょうか。

1個から購入可能でお土産用に10個まとまったものも販売しています。

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中身はあんこではなく、白あんなんです。

白あんはあんこほど甘すぎないのでカステラ生地との相性もよく、こんがり焼けた生地のカリカリした部分も美味しかったです。

一口サイズの小さめなおまんじゅうですが、¥70とお手頃なお値段なのも観光地だからとおごった感じがなくて好感が持てます。

 

  • 営業時間:平日8:00~18:00 土・日 8:00~19:00
  • 定休日:木曜日
  • 駐車場:なし

 

箱根焙煎珈琲 cafe andante コーヒー好きにおすすめ

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生豆をご注文ごとに焙煎する「煎りたて珈琲豆」の専門店のcafe andanteになります。
煎りたてならではのマイルドな風味は、コーヒーの苦手だった方にも好評とのこと。

私もコーヒー好きなので必ず行こうと目星をつけていたお店です。

立て看板があるので見つけやすいと思いますが、炒ったコーヒー豆の香がお店の外まで香ってくるので、香りを頼りにしてもたどり着けます。

 

煎りたて・挽きたて・淹れたてのホットコーヒーも捨てがたいのですが、夏で暑かったこともあるので人気の珈琲牛乳ソフトを注文しました。

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珈琲牛乳ソフト(350税込)は多い日だと1日1000個も売れる人気ぶりです。

ソフトクリームを食べるのはいつぶりのことやら...

 

牛乳が入っているのでまろやかな味わいですが、珈琲感がガツンとくる大人も好きな味のソフトクリームです。
ミルクはそんな珈琲の味を引き立ててくれるような気さえしました。

コーンの先までしっかりソフトクリームがつまった美味しいソフトで夏にいいですね。

 

  • 営業時間:10:00~17:00
  • 定休日:不定休
  • 駐車場:なし

 

ちもと 駅前通り店 神奈川県の指定銘菓はリピート率高

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商店街をずっと進んだ場所にあるちもとは幅広い年代の方から親しまれているお菓子屋さん。
暖簾をくぐり店内に入ると昔ながらのノスタルジックな雰囲気がある店内です。 

先代より受け継いだ製法をそのままに、食品添加物など人工的な素材は極力使わず素材の力だけで完成する御菓子を作りたての状態で提供することを心がけているそうです。 

 

食べログを見てみると2年連続100名店となっていて人気のあるお店です。

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こちらは看板商品の湯もち(¥237税込)で見た目はお餅のようですが、予想を裏切る食感で驚きました。

ふわふわと柔らかすぎる食感なので、手で持つとたれてこぼれ落ちるくらいの柔らかさ。
メレンゲが含まれたお餅のような不思議な食感で初めて食べたお菓子です。

中に入っているのはあんこかと思いきや羊羹でこれにも驚きました。

1個食べるともう一つ食べたくなりリピートされる理由が分かりました。

 

  • 営業時間:9:00~17:00 ※年末のみ9:00~16:00
  • 定休日:元旦・年数日不定休
  • 駐車場:なし

 

まんじゅう屋菜の花 お土産にと即決した一目ぼれまんじゅう

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まんじゅう屋菜の花の商品は「ただのお饅頭と侮るなかれ」と言いたいほど美味しいお饅頭屋さんです。

丸々1つの建物がお店になっているので遠くからでもすぐにわかります。

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お土産としてパッケージされているものは店内にて販売されているのですが、バラ売りされている饅頭も購入することができるのでこちらで味見してみてください。

バラ販売は店外にて注文後に蒸してくれるので温かいお饅頭を食べることができます。

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購入したら店内に長いすがあるのでそちらで食べることができます。
また、セルフにはなりますがお茶のサービスもあるのでちょっとした休憩として利用できます。

 

人気No.1 箱根のお月さま

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箱根のお月さま(¥110)は菜の花の看板商品で人気ナンバー1のお饅頭です。

波照間産の黒糖と十勝産小豆を使用し、20分蒸し上げることで皮はしっとり・もっちりした仕上がりになっています。

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ザ・お饅頭といった定番の味で安心感があります。

万人受けするお味で中のあんこも甘すぎず、もっちりした生地とあんこの分量がちょうどいいので甘さがくどく感じませんでした。

 

人気No.2 ご黒うさん

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人気ナンバー2は真っ黒色のお饅頭、ご黒うさん(¥105)です。

かわいらしいネーミングですよね。初めはお饅頭の包装に書かれている読み方が分からなかったのですが、気づいたときはハッとしました。笑 

 

ごまあんに黒糖生地でさらに竹炭を重ねて黒々とした艶を帯びたお饅頭です。
本当に表面がつやっつやで見た目からしてかなり好みのお饅頭でした。

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このご黒うさん、お土産として全力でおすすめしたい商品です。
もうめちゃくちゃ美味しくてゴマ好きの方なら絶対買って帰りたくなる味。

表面がつるっつるで艶があるのが個人的に好きなポイント1つ目で、生地とごまあんの境目がわからないほど真っ黒なのも面白いです。


箱根のお月さま同様やわらかくてしっとりとした生地で、噛むとゴマの風味が広がり甘さも控えめなので何個でも食べられる味です。

正直私はあんこの甘さが苦手なのですが、ゴマの風味や竹炭が使われている生地のおかげでまったくしつこくありませんでした。

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まんまとお土産を購入。

個々はが1口サイズほどの大きさなのですが、ずっしり感があるので1個でも満足します。

家族で分けようと8個入りを購入したのですが最終的に独り占めするという...笑
それぐらい美味しくてとても気に入りました。箱根に行ったときは買いですね。

 

箱根湯本駅内のお土産売り場

 

商店街にて買い切れなかったお土産があれば駅内のおみやげ屋さんで購入することもできます。

こちらでご当地ビールなどを買って旅館へ行くのも良いですし、帰りのロマンスカーが来るまでの待ち時間にお土産を買っていくのにも最適です。
箱根のマイユクール祥月は女子旅向けおもてなしのフルコースで癒される - やむの気ままな備忘録

 

箱根の市 大涌谷に行けなくても黒たまごが買える!

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改札から出たところにあるおみやげ屋さん箱根の市では、食べ物はもちろんスイーツやお酒・グッズ・お弁当などなんでも買えちゃいます。

 

個人的にうれしかったのは大涌谷エリアのお土産が買えたことです。
今年の春ごろから噴火と火山ガスの影響でロープウェイも停止していて大涌谷へは行くことができません。

ですがこちらでは黒たまごをはじめ大涌谷にて販売しているお土産があったのでこちらで購入しました。
行けるようになったら大涌谷にもぜひ行ってみたいです。

 

アルコールも充実

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小田原レモンチューハイ(¥250+税)を帰りのロマンスカーで飲む予定だったのですが、歩き疲れで酔いそうだったので家に持って帰りました。

箱根ビールと迷った結果飲みやすそうなこちらを購入。
チューハイと言いながらもアルコール度数が8%あるので、これ一本でほろ酔い気分になれちゃいます。

 

そしてこちら、ただのチューハイとは思えないほど美味しすぎて勢いよく飲んでしまいました。

レモンの酸味とほんのりと苦みも感じ贅沢感があります。

コーラとかもそうなのですが、ビンで飲むと何となく美味しく感じるのでそれも相まって値段以上の美味しさでした。
箱根ビールもやはり気になるので次回はそちらを購入してみます。

 

  • 営業時間:8:30~21:00
  • 定休日:年中無休
  • 改札出て左手目の前

 

まとめ:感想などもろもろ

 

やはり個人的にはまんじゅう屋菜の花の「ご黒うさん」は大量買いしておけばよかったな...と家に帰ってから思いました。それくらい美味しかったです。

 

お酒好きの方には、今回ご紹介したレモンクラフトチューハイや箱根ビールがおすすめです。

種類もあったので宿で飲むのも良いですし、旅の思い出を思い出しながら帰りのロマンスカーやお家で余韻にひたるのもいいですね。 

 

帰りの荷物が増えてしまってお土産を買いに商店街に出るのが大変!という場合は、駅内に4か所コインロッカーがあります。

¥300のロッカーでも十分荷物(手荷物程度)が入りきるので、先に預けて身軽にしてから行くこともできます。

 

箱根は美味しいものがたくさんあるのでちょこちょこつまみながらお土産を厳選してみてください。

【箱根】豆腐屋さん巡りは水が綺麗な土地、箱根の楽しみ方の1つ

こんにちは。やむです。

箱根グルメというと何を思い浮かべますか?

お蕎麦も有名ですし、海も近いので新鮮なお魚をつかったお店もあります。
4大ベーカリーと言われるほど評判のパン屋さんもありますよね。
ベーカリー&テーブル箱根は必ず寄ってほしい絶景カフェ・パン屋 - やむの気ままな備忘録

 

そんなグルメ尽くしの箱根にておすすめしたいのが豆腐です。

 

旅行先で豆腐?と思われるかもしれませんが、箱根では良質な水が湧くことから豆腐は箱根グルメの中でも代表格の存在感があります。

豆腐料理や湯葉を扱うお店では行列ができるほどの人気店ばかりなので、その豆腐の美味しさを知るために豆腐屋さん巡りをしてきました。

ランチにおすすめのお店もまじえながらレポしていきます。

 

ランチ・スイーツでもあり 大人の箱根グルメ豆腐屋巡り 

箱根銀豆腐 素朴でしっかりした豆腐 @強羅

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箱根銀豆腐は強羅駅から徒歩1分の駅近にあるお豆腐屋さんです。

創業100年以上続く地域に根ざした豆腐店で、出来たての温かい豆腐をお玉ですくって食べるしゃくり豆腐が人気のお店です。

午前中には売り切れてしまうほどの人気店なので当日買えるかどうか不安だったのですが、無事購入することができました。 

 

しゃくり豆腐 

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しゃくり豆腐(¥210)が白い容器に入て運ばれてきました。
形はまばらで、できたての温かい豆腐です。

連れもいたので分けようと思ったのですがスプーンは1注文に1つとのことでした。 

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食べてみると、大豆本来のうま味や香りがしてきて、思ったより食べ応えがある豆腐です。
大豆感が強めですね。

醤油を出してくれたのですが、やはり醤油はつけずにこのまま食べたほうが自然な豆腐を味わえました。
美味しかったです。

  • 営業時間:7:00~17:00
  • 定休日:木曜日
  • ひと休みスペース:なし
  • 駐車場:なし

 

田むら 銀かつ亭 豆腐ランチなら迷わずココ @強羅

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田むら銀かつ亭は箱根グルメの中でも特に評判のいいお店で、先ほどご紹介した銀豆腐の豆腐を使った「豆腐かつ煮」が名物です。

ランチの時間に合わせて行ってきました。

 

開店前の受付必須
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暖簾をくぐって玄関口に行くと、左手に受付の機械と看板があります。

看板の内容は『豆腐かつ煮定食・豆腐かつ煮御前のみ注文する人は旧館にて受付をする』とのことです。

道を挟んだ向かいにある旧館の方へ行って行ってみるとお店の人から「受付はあっちで大丈夫です」と、先に到着した店を指しながら言われました。

なのでこちらの機械にて受付を済ませしばらく待つことに。一体この看板の説明はなんなのでしょうか....

 

開店直前にはお店の前が人であふれ、かなりの人気店なんだなと思いました。

行かれる方は開店後30分以内であれば席に着けるかどうかのギリギリだと思うので、余裕をもって開店前に受付をしたほうがいいかと思います。

 

さっそく注文

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席は座敷かテーブルかを選べるのですが、断然座敷をおすすめします。

テーブル席は隣通しの間隔が狭めです。座敷であれば3テーブルが広い間隔で置かれてあり、テーブル席がある方面と反対側に位置しているので騒がしくもなくゆっくりできました。

 

注文はタッチパネルからなので楽ですね。

初めは豆腐かつ煮定食を注文予定だったのですが、この後箱根湯本の食べ歩きを予定していたので抑えめに豆腐かつ煮の単品を注文しました。

 

豆腐かつ煮

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土鍋でグツグツと音を立ててアツアツの豆腐かつ煮(¥1,150税込)がやってきました。

パッと見はカツなのですが、本来カツになる部分がお豆腐でできているのでヘルシーです。
使われている豆腐は先ほどご紹介した銀豆腐の特注品が使用されていて、特別感を感じます。

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豆腐カツを揚げる際に米油を使用しているので、揚げ上りがさっぱりとしています。

米油を使用しているおかげか、衣にだし汁が染み込んでいてもべちゃべちゃすることがなく、しっかり衣の感じを残していました。

 

そして中の豆腐まで濃いめのだし汁がめいいっぱい染みていてとてもジューシーなんです。お豆腐とはいえとてもボリューム感があります。

お出汁はサバ節のだしに長ネギや玉ねぎの甘味が利いていて万人受けする味で香りもよかったです。

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さらに分厚いお豆腐の間には国産豚のひき肉がはさまれていて、これもまた濃いめの味付けでさらに美味しくさせています。

食べ進めていくうちにご飯が食べたくなってきたので定食にしなかったことを後悔しました...
これならぺろりと完食できちゃいます。

 

しゃくり豆腐に続き、豆腐かつ煮も食べることができて大満足です。強羅に来たら豆腐一択ですね。

  • 営業時間:11:00~14:30 / 17:30~19:30(L.O.)
  • 定休日:水曜・火曜の夜の部
  • 全席禁煙
  • 座席数:52席
  • 駐車場:10台

 

豊島豆腐店 さらりと澄んだ豆乳を味わう @宮ノ下 

 

宮ノ下エリアにあるお豆腐屋さんと言えば豊島豆腐店です。駅から徒歩約7分と離れているので足が遠のいてしまうかもしれませんが、行く価値ありです。

豊島豆腐店は創業100年以上の歴史があり豆腐の名店と言われています。

名物はにがりを減らしてなめらかに仕上げた極上汲み豆腐で人気は黒ごま。寒い時期はほんのり温めてくれるので、甘さが増し黒ごまプリンのような味わいになるそうです。

以前、アド街ック天国でも紹介されているのでよく知られているお豆腐屋さんになります。

 

汲みどうふと豆乳 

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汲みどうふはごま味が人気のようですが、一番シンプルなそのままの味を楽しんでみたかったのであえて基本のとうふを選びました。

そして豆乳も注文し大豆尽くしのセットです。

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汲みどうふ(¥340税込)は見た目からしてかわいくないですか?愛着すらわいてきます。
写真からも白くてなめらかな質感が伝わってきますね。

豆腐の味は基本のきと言いたくなるほど素朴な味わいで、お醤油を出してくれたのですがそのままでも全部食べ切れてしまうほど美味しい豆腐でした。

つるんとした舌触りで食感もよかったです。

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豆乳(¥110税込)は紙コップ1杯分で運ばれてきます。

豆乳は普段から飲んでいるので、豆腐屋さんの豆乳はどう違うのだろうと注文してみました。

結論から言うと豆腐好きの人はぜひ飲んでほしい1品です。
まろやかで飲みやすく、すーっと胃に落ちていく感じと大豆の美味しさを感じられます。

  • 営業時間:9:00~17:00
  • 定休日:水曜日
  • ひと休みスペース:あり
  • 駐車場:なし
  • 箱根登山バスで宮ノ下駅バス停~「ホテル前」下車 (¥170)
    桃源郷方面からもバスにて向かうことができます。私はこのルートで行きました。

 

豆腐処 萩野 豆腐をデザートで楽しむなら杏仁 @箱根湯本

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箱根湯本駅から宿泊するホテルに向かう途中にある豆腐屋さん、豆腐処 萩野です。
箱根のマイユクール祥月は女子旅向けおもてなしのフルコースで癒される - やむの気ままな備忘録


200年の歴史を誇る老舗豆腐店で、国産大豆・天然にがり・湯坂山の湧き水を使用した伝統の味が続いているお豆腐屋さんになります。

 

午後14:00くらいに訪れると1組先客が。お店の外に2人座れるくらいの長イスが用意してあるのでそちらにて食べることができます。

入口から声をかけてみると、人のよさそうな女性の方が出てきて注文を取ってくれました。

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こちらのお豆腐やさんでは豆乳杏仁豆腐が人気とのことなのでそちらを注文してみることに。

他にもごま豆腐や玉だれ豆腐などメニューが豊富で気になりますね。

 

豆乳杏仁豆腐

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小さなお茶碗1位杯分くらいの豆乳杏仁豆腐(¥360税込)が運ばれてきました。

杏仁豆腐はものによって味にかなり違いがでてくるので、こちらの大豆100%の杏仁はどんな味なのかとても気になりました。

見た目からして柔らかくてプルプルした感じが伝わってきます。

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期待通りプルプルでやわらかくまろやかな味のお豆腐です。

杏仁の香りがしっかりしつつ大豆の香りも感じるので、お豆腐の良さを前面に出した杏仁豆腐です。
余計な甘みもないので、大豆本来の甘さを引き出しているなと思いました。

こちらの素材を生かしたシンプルな味わいの杏仁も好みです。美味しかった~

 

萩野では他に玉だれ・ごま・ゆば豆腐が店頭で食べることることができ、お持ち帰り用の保冷パックもあります。

  • 営業時間:8:00~18:00
  • 定休日:水曜日
  • ひと休みスペース:あり
  • 駐車場:なし

 

感想などもろもろ

 

豆腐をいろんな形で楽しむことを目的に4店舗巡ってきました。

豆腐屋さんは他にも店舗があるのですが、他の観光スポットにも寄りながら巡っていったので箱根でも有名な豆腐屋さん4店舗を抜粋しています。

あとは湯葉丼で有名な直吉に行けなかったのが心残りです...
スケジュールの都合と、整理券を配布するスタイルなのでちょっとハードルが上がるかなと思い断念しました。

 

お豆腐屋さんはお持ち帰り用の豆腐も販売しているので、気に入った商品は家でも食べられるのが嬉しいですね。

豆腐をそのまま食べても美味しいんだということに気づき、豆腐の可能性を感じました。
水が綺麗な箱根ならではのグルメだと思います。

【箱根】ふらっと立ち寄ったTimuny.にて水出しアイスコーヒーの美味しさに気づいた

こんにちは。やむです。

前回は箱根旧街道にあるレトロなお茶屋さんのご紹介をしたので、続いて一休みスポットとしてカフェTimuny.をご紹介します。
箱根のカフェより甘酒茶屋 レトロで風情ある縁側にてかき氷を味わう - やむの気ままな備忘録

 

Timuny.は箱根湯本駅前にあるので駅からも近く、歩き疲れた時やティータイムなどで利用するのにぴったりです。
商店街の裏の川沿いにあるので、喧騒から離れた静かな時間を過ごすことができ、おひとり様にもおすすめカフェ。

こちらの水出しアイスコーヒーをいただいたのですが、初水出しコーヒーで美味しさに感動したのでぜひご紹介したいと思いました。

 

こじんまりとして落ち着いた店内でくつろげるカフェ、Timuny.についてお話します。

 

Timuny.ここだよ

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箱根湯本駅前の商店街をふらふら歩いていると立て看板を発見。

手作り感があってあたたかみを感じますね。

 

箱根湯本駅からあじさい橋へ向かうように進んでいくと、直前に脇道があるので右の道へ進んでいきます。 

  • 営業時間:10:00~19:00
  • 定休日:水曜
  • 喫煙可(分煙)
  • 駐車場:なし

 

路地裏からも行けます

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商店街からのショートカットコースとして、路地裏からも行くことができるので見つけてみてください。

こちらにもちゃんと立て看板があるので分かりやすいかと思います。

 

Timuny. 箱根表通りの喧騒から離れたカフェはおひとり様にも

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早川のすぐそばに建てられているカフェTimuny.を発見しました。一度スルーしかけるほど周りの景観に馴染んでいます。

店名はtime(時間)とmuny(無二)を合わせた造語のようで、店名からお店のこだわりを感じられます。

 

メニューを見てから入店

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こちらのカフェは席に着く前にオーダーと注文を先に済ませるスタイルなので、店外にて決めたほうがスムーズに注文できるかと思います。

古紙のようなデザインの紙にメニューが書かれていてポップな感じとレトロな印象を受けました。

 

店内へ

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お店は2階建てになっていて、喫煙席は2階にあります。

2階からは早川を眺められる良い席があるのですがあいにく2階は満席とのことで、1階のテーブル席を利用しました。
1階は4名掛けテーブルが1つ、2名掛けが1つ、カウンターが4席ほどあります。

 

見晴らしのいいカフェといえば箱根にはもう1軒。芦ノ湖が一望でき箱根神社の鳥居まで目に入ります。
ベーカリー&テーブル箱根は必ず寄ってほしい絶景カフェ・パン屋 - やむの気ままな備忘録

 

私が入店した時間は休日の13:30頃なのですがギリギリ入店できたのでやはりお昼どきは混むようです。

後からやってきた方は先にカウンターに案内され、2階が空き次第移動の案内をしてくれていたのでまずはカウンターでも良いかもしれませんね。回転率も悪くないので早めに移動できると思います。

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店内はオレンジの灯りで少し薄暗く落ち着いた雰囲気でした。

お店のすぐ目の前には早川があるので、川の流れの音が聴こえたりコーヒーの香りがしてきたりとくつろげます。

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一角にはウッディな家具によく合う小物が並べてありました。

多分販売しているものだと思うのですが、1つ1つが気になり見入ってしまいました。

 

水だしアイスコーヒー

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暑かったので水出しアイスコーヒー(¥450+税)をいただくことに。

Timuny.の水出しアイスコーヒーは、ペシャルティコーヒー豆を使用していて、約5時間かけてじっくりと抽出しているそうです。

 

水だしアイスコーヒーは初(?)なのでどきどきしながら飲んでみると、一口目から今まで飲んでいたアイスコーヒーとは違っていて感動しました。

雑味がなく深い味わいで飲んだ後の抜ける香りがとてもよかったです。
私の数少ない語彙からひねり出すとピュアココアのような苦みと深みが感じられました。

酸味が少なく、コーヒーならではの苦みの余韻を感じられるのでコーヒー好きな方が好みそうな味です。

 

アイスコーヒーの後半は氷が溶けだしたり、時間がたつと香りが薄まってくるのですが、こちらのコーヒーは最後まで美味しくいただけました。
水出しアイスコーヒーってこんなに美味しいんですね。

 

感想などもろもろ

 

箱根湯本駅からもアクセスがよく、一休みするにはうってつけのカフェTimuny.
おひとり様利用も見かけたのでひとりでのんびり過ごしたい方にもおすすめです。

今回は休憩のために寄ったので水出しアイスコーヒーのみの注文でしたが、ケーキセットやフードメニューも充実しているので、ランチとして利用するのもありだと思います。
店員さんも気さくで優しい方たちだったのでおすすめメニューを聞いてみるのもいいですね。

 

Timuny.にて水出しコーヒーの美味しさを実感できました。
川のせせらぎをBGMにコーヒーを楽しんでみてください。

【箱根】江戸時代から続く甘酒茶屋は風情ある田舎の雰囲気 甘酒をすすりながらかき氷で夏の最後を締めくくる

こんにちは。やむです。

前回に引き続き、箱根旅行で訪れた素敵なお店についてお話します。
今年の夏はまだかき氷を食べていなくて、かき氷を食べたいな~と思ってたところ見つけたお店です。

甘酒茶屋という店名から分かる通り、昔ながらの風情があるレトロな雰囲気のお茶屋さんなんです。
観光スポット巡りの間に挟んで一休みするにはぴったりな場所だなと思いました。のんびり旅にはこういったお茶屋さんやカフェなどの一息つく場所があると嬉しいですよね。

かき氷目当てなのですが、名物は甘酒とのこと。
甘酒も好きなのでぜひ飲んでみたく行ってみました。

 

アクセス 箱根湯本~ / 元箱根港(芦ノ湖)~

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自然の中にひっそりとたたずんでいる萱ぶき屋根の建物が甘酒茶屋です。
箱根旧街道の道路わきにあるのでお店自体は見つけやすい場所にあります。

こちらまで行くには箱根湯本駅からと芦ノ湖からの2通りあり、どちらもバス利用になります。

芦ノ湖の元箱根港からは3分ほどなので、徒歩で行けるかなと思ったのですが、徒歩だと30分以上かかるということを知りました。これを知らずに行ってたらと思うと怖いですね...笑

私は芦ノ湖のカフェからはしごしてきたのですが、箱根湯本からこちらに立ち寄り、そのあとに芦ノ湖に向かうコースが定番だと思います。
ベーカリー&テーブル箱根は必ず寄ってほしい絶景カフェ・パン屋 - やむの気ままな備忘録

  • 営業時間:7:00-17:30
  • 定休日:無休
  • 「箱根湯本駅」バス停→「甘酒茶屋」バス停下車:約23分(¥700)
  • 「元箱根港」バス停→「甘酒茶屋」バス停下車:約3分(¥310)
  • 駐車場あり

甘酒茶屋の現在の当主が十三代目となり、江戸時代から400年以上続く歴史ある茶屋です。
そして、変わらない製法で数々のメニューを作っています。

なかでも自家製の米麹から作る甘酒が名物で、旅人が長旅の栄養補給のために好んで飲んだそうです。

 

甘酒茶屋 箱根で一休みするなら選択肢はカフェだけじゃない

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お店に入ると明るい声で出迎えてくださいました。

オーダーは席ではなく、カウンターのようなところで先にとるとのことでメニューを見てみます。

目当てのかき氷と甘酒を発見しました。手書きのような味があるメニュー表いいですね。
かき氷は自家製シロップのつぶつぶいちごが人気なのでそちらにしてみました。

 

店内をぐるりと拝見

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席はテーブル席とお座敷のような場所があり、縁側がとても気持ちがよさそうだったので外に一番近い席にしました。

先に入店されていた方はテーブル席を利用していて、木をそのまま使ったようなテーブルとイスでそちらも良さそうでした。

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写真では見えやすいように明るさを調節したものになっているのですが、実際は豆電球がぽつぽつとぶら下がっているだけなので店内はほんのり薄暗く、縁側から日の光が差し込み心地いい空間です。

 

夏は縁側の席がおすすめ

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今回選んだ縁側の席はアタリだなと思いました。

店内から漂う炭火の香りと風が運んでくる木々の香り、風鈴の音とが相まって田舎の雰囲気を存分に味わえます。
おばあちゃんの家に来たような懐かしささえ感じました。

 

バスから降りた時から思っていたのですが、夏の暑い時期にも関わらずとても涼しいんです。天然のクーラーと言えるほどひんやりとした空気なので、店内にいる時も暑さを感じませんでした。

 

甘酒

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ぼーっと外を眺めて涼んでいると注文した品が運ばれて行きました。甘酒(¥400税込)です。

甘酒は温と冷があるので時期によって飲み分けられますね。今回はどちらも注文して飲み比べてみることにしました。

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普段温かい甘酒を飲むので冷は初めてです。

一口飲んでみると、美味しい~

砂糖などの添加物を使っていないので自然な甘さなのにもかかわらず、しっかり甘さを感じます。
アルコールも入っていないのでまろやかな口当たりでさっぱりとしていて、普段飲んでいる甘酒とは全然ちがいました。優しい味でこちらのほうが好みです。

栄養満点なのでこのいっぱいで栄養補給できちゃいます。旅人がこの甘酒を飲むのもうなずけました。

 

温かい方の甘酒は体に染み渡るようにじんわりと温まってくるので、やはり寒くなってからがいいですね。
夏には冷やし甘酒おすすめです。

お持ち帰りできるパックもあるのでお土産にもぴったりですね。

 

力餅 うぐいす

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甘酒のお供にと頼んだのがこちらの力餅(¥500税込)です。

甘酒茶屋のおもちは、毎朝きねでついたお餅を炭火で焼き上げているそうです。店内に炭火の香りが漂っていた理由が分かりました。

ほんのり甘いきなこの「うぐいす」を選びました。おもちの食べ方できなこが一番好きです。

 

力餅の味は3種類あり、入り口付近の大きなメニュー表にはいそべとうぐいすの2つしか書かれていなかったのですが、その下に小さなメニュー表に「くろごまきなこ」の文字を発見しました。
毎日すりたてのごまの限定品のようなのでこちらを頼めばよかったと後悔...みなさんは見落とさないようにしてください!

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香ばしく焼かれたおもちはさすが炭火で焼いているだけあって風味がいいです。

1皿に2つも乗っているのでこれだけでおなか一杯になります。
きなこのほんのりした甘さと食べ応えがありとても満足しました。

 

かき氷 自家製シロップつぶつぶいちご

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待ちに待った、かき氷(¥700税込)です。

自家製シロップつぶつぶいちごと聞くだけで魅力的。
かき氷は7月中旬あたりから9月の寒くなる頃まで出ているそうです。都内は最近涼しくなってきたので今はどうなのでしょうか。もしかき氷目当てで行く場合は確認したほうがよさそうです。

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いちごのシロップがたっぷりかかったところを食べてみました。

氷はふわふわっとしていて口どけがよく、シロップは天然素材なので果物本来の甘さがガツンと来ます。

いちごの果肉もしっかり残っているのでいちごをそのまま食べているように思えるほどでした。

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氷が柔らかいのでとても溶けやすいです。

溶けた後の様子はまさにいちごそのもので、よくあるいちごシロップとは似ても似つかないほどです。
夏の風物詩を美味しく味わうことができ、文字通り「つぶつぶ」感を楽しめました。

 

感想などもろもろ

 

一言、最高のお茶屋さんです。

萱ぶき屋根の建物、炭火の香りや囲炉裏がある店内、縁側から聞こえてくる風鈴の音など昔ながらの風情を感じられるお店です。

こういった田舎にあるような雰囲気がとても好きですごく落ち着きます。
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縁側の席に座りながらそよ風に当たっていると『いつまでもここにいたいな~』と思ったほどです。実際、食べ終わった後も温かいお茶をいただきながらのんびりしちゃいました。

 

平日の10:30頃に入店した際はまだ午前中ということもあり座敷は空いていたのですが、お昼の時間が迫るとほぼ満席状態になっていたので午前中がベストかなと思います。

夏には風鈴の音を聞きながらかき氷を楽しみ、冬は囲炉裏を囲みながら温かい甘酒をすすり、季節によって楽しみ方も変わってくる趣ある甘酒茶屋でした。
また伺いたいです。

公式のホームページが日本画風でメニューの詳細について紹介されてるのでこちらもご覧ください。箱根 二子山 甘酒茶屋

【箱根】芦ノ湖に来たなら必ず立ち寄りたい絶景カフェ ベーカリー&テーブル箱根

こんにちは。やむです。

箱根旅行にて芦ノ湖周辺に行った際にベーカリー&テーブル箱根に立ち寄りました。

こちらのパン屋さんは1階がパン屋2階がカフェ・3階がレストランとなっていて、今回はモーニングとしてカフェを利用しました。

窓から見える景色が最高とのうわさを聞きつけ行ってみると、想像以上の絶景に加えて美味しいパンもいただけたのでレポしていきます。

 

箱根・芦ノ湖のベーカリー&テーブルで絶景と美味しいパンを楽しむ

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ベーカー&テーブル箱根は芦ノ湖付近にあるので、箱根湯本から行く場合はバスを利用します。

私はモーニングとして利用したかったので、ホテルを早めにチェックアウトし向かいました。
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バス利用の場合、箱根町線か箱根旧街道線を利用し「元箱根港」バス停で下車すると徒歩1分ほどで到着するので分かりやすいかと思います。 箱根湯本駅から30分ほどで到着します。

 

混雑時間を避けるには

 

2階のカフェは8:30開店なのですが、1Fパーラー・ベーカリーは10:00からとなっています。
1階で購入したパンは2階のカフェにてイートイン可能で、その際はワンドリンク制となっているので2階ではドリンクをオーダーする流れになります。会計が2度になるので少し手間なのですが、席の確保は先にできるのでご安心ください。

平日の10:30頃入店した際は客数がまばらだったのですが、2階の眺めのいい広い席はほとんど埋まっていたので、やはり人気の席を狙うには開店時間がベストだと思います。

休日の場合は来客も増えるので、10:00前には着いていると席が取れる確率が上がりそうです。

 

1階ベーカリーでは焼きたてパンがずらりと並ぶ

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箱根には何店舗か有名なパン屋があることで知られていますが、昔欧米人の保養地だった歴史がありパンや洋食が定着したと言われています。

箱根は水も綺麗な土地なので美味しいパン作りにも影響していそうです。

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ベーカリー&テーブル箱根ではパンのオーダー方法が変わっていて、入り口に置いてある伝票にパンの番号を記入しカウンターにもっていくスタイルになります。

また、1会計につきオーダー数は2つまでなのでご注意ください。持ち帰り用も購入したい場合は何度かレジに行く必要がありそうですね。

 

おすすめパンベスト3

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地元野菜や厳選した食材にこだわったパンがコンセプトとなっていて、人気の「箱ね」パンも地元の野菜を使用した看板パンとなっています。

 

2階カフェ 一面に芦ノ湖の風景が広がる

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2階のカフェは奥行きがあり、席数も多いです。
窓側の特等席は3名掛けが4~5席とカウンター席が6席ほどあり、3名掛けのラスト1席にすべりこめました。 

 

窓から芦ノ湖の見渡す

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晴れた日には窓から太陽の光が差し込み、芦ノ湖と箱根神社の鳥居や船を見ることができます。

木々がちょうどよい間隔で植えられていて夏場でも涼し気な雰囲気がとれても心地いいです。

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かなり大きい窓なので開放感がありとても気持ちがよかったです。
景色をバックに何度も写真を撮ってしまいました。

 

看板商品 箱ね

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初めて来たのでお店の看板商品でもある、箱ね(¥220+税)を注文しました。

文字通り箱のようなかわいらしい見た目のパンです。表面からでも練り込まれている野菜が見えていますね。

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サイズは他のパンと比べると小さめなのですが、野菜がゴロゴロはいっているのでボリューミーに感じます。

ごぼう・にんじん・ベーコンなど食感も異なる食材なので食べていておもしろいです。
デニッシュ生地はほんのり甘さがあるのですが、野菜がオイリーなので全体にまとまりがあり美味しかったです。看板メニューなのもうなずけました。

 

ティーセンターブレンド

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普段カフェではコーヒーを注文することがほとんどですが、今回はあえて紅茶を注文してみました。
ティーセンターブレンド(¥480+税)をアイスでいただきます。

こちらの紅茶はセイロン紅茶をブレンドしたシンプルで飲みやすい紅茶とのことで、注文したパンと合うかなと思いこちらにしてみました。

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暑かったこともありアイスにていただきましたが、アイスでもかなりしっかり香りがしたので驚きました。
コーヒーや紅茶の香りって癒されますよね。

すっきりとした茶葉の味で雑味がないのであっさりしていています。
初めの香りのインパクトが強かったので、鼻から抜ける香りもしっかり感じられて美味しい紅茶でした。

 

感想などもろもろ

【満足度】★★★★★ 5/5

パン好きなこともあり芦ノ湖に来た際は必ず寄ろうと思っていたパン屋さんです。
普段パン屋さんに行くことが多いのですが、旅先で行くのは初めてだったのでわくわくしました。

朝バスを1本逃してしまったので席が確保できるかどうか不安だったのですが、無事窓側の席につくことができました。
今回は台風の次の日で平日だったこともあるので空いていたのですが、普段はもっと混雑していると思うので窓側のテーブル席を狙う方は早めに行くことをおすすめします。

箱根には有名なパン屋があと3つあるのですが、パンの価格・美味しさ・立地を考慮するとこちらのベーカリー&テーブル箱根が一番だと個人的には思っています。

芦ノ湖周辺には箱根神社や関所跡、海賊船など観光スポットも多くあるので行かれた際はぜひ立ち寄っていただきたいです。

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