【石和温泉】観光スポットを1日で巡る~レンタサイクルで周遊しよう~
こんにちは。やむ(@yam_kimama_)です。
山梨・石和の魅力は温泉だけではなく、観光スポットや大人も楽しめる遊びスポットが多いので、観光スポット巡りも醍醐味です。
そこで今回は、1泊2日で石和温泉街で遊び尽くせる散策スポットをご紹介します。
もちろん日帰りで行かれる方でも十分回りきれると思うので、時系列順に並べてみました。
石和での観光スポット巡りの最大の特徴はレンタサイクルを利用したことです。
都内から高速バスで来たので移動手段はレンタサイクルと電車やバスを駆使しました。
いつもの旅行とは一味ちがった、レンタサイクルでの楽しみ方をご紹介します。
- 石和温泉の観光スポットをレンタサイクルで遊びつくす
- 石和小林公園足湯 いさわ宿
- 駅中ワインサーバー
- 遊湯Yu-Yuレンタサイクル
- 桔梗信玄餅工場テーマパーク
- ワイナリー モンデ酒造
- マルス山梨ワイナリー
- 甲州ほうとう小作
- 武田神社
石和温泉の観光スポットをレンタサイクルで遊びつくす
山梨の石和には新宿から高速バス(京王バス)を利用したので、降りたバス停から観光がスタートします。
私が降りたバス停は駅から少し離れていたので、町の景色を眺めながら徒歩で移動しました。
ですので、今回ご紹介するスポットの順番はバスから降りた場所をスタート地点に順に並んでいます。
ちなみに、都心からは電車でも石和に行くことができるのですが何度も乗り換えが必要なので高速バスがベストだと思います。
西部国分寺線やJR中央線ユーザーの方だと比較的乗り換えも少なく済むので電車での移動もありです。
石和温泉旅行には夏をおすすめする理由
“石和温泉駅”と駅名にある通り、温泉なら冬の方が良いのでは?と思うかもしれませんが、私は断然暖かくなってから行くのがオススメです。特に梅雨明け頃の快晴が続く時期ですね。
私は8月に行きましたが、東京のうだる様な暑さではなく、カラッとした気候で風がとても気持ちがよかったのを覚えています。
そしてなぜ冬よりも暖かい時期をおすすめするかというと、ズバリ「外に出られるから」です。
寒いと外に出る気も薄れますし、冷たい風に吹かれると長時間の外出が億劫になりますよね。
石和温泉の観光スポットは点々として離れた場所にあるので、車で移動しない限りは晴れた空の下、周りの景色を楽しみながら移動したほうがの断然気分が良いです!
石和小林公園足湯 いさわ宿
石和温泉まで新宿から出発する高速バスで向かうと、7:00頃に出発して渋滞に巻き込まれることなくスムーズにいけば2時間で到着します。
ちょうどバスから降りたあたりに足湯を発見したので入ってみました。
こんなところに足湯スポット
お湯は熱すぎず丁度いい感じ。
午前9時頃で早い時間帯だったこともあり、私たち以外は誰もいませんでした。
屋根付きなので、雨の日や夏の日差しが遮られて気持ちよく浸かることができます。
6~7人くらい入れそうな広さで、駅から離れていることもあり地元の方が利用しそうな足湯です。
移動の疲れをまずは足湯で癒すのも良いですね。
石和温泉街にはこのような足湯スポットがいくつかあるので、タオルを用意しておくのをおすすめします。
- 利用料無料
- 開放時間:6月1日~9月30日は10:00~18:00 / 10月1日~5月31日は10:00~16:00
駅中ワインサーバー
足湯で一息ついた後は徒歩で駅まで向かいました。
先ほどの足湯から駅まで、地図上だと距離があるように見えますが旅先でわくわくしていることもあり、苦ではありませんでした。
徒歩12分ほどで駅が見えてきます。
立派な駅がお目見え
なかなか立派な駅が見えてきたので驚きました。
駅の背景には、山梨百名山の一つでもある大蔵経寺山が構えています。
観光地でもここまで大きな駅は初めてです。
和風な造りで、できて新しいような感じもします。
気軽に好きなワインを試飲できる
駅に着いたら必ず立ち寄りたいと思っていた、駅中ワインサーバーです。
まだ朝の9時過ぎということもあり中に誰もいなかったので入るのをためらっていたのですが、スタッフの方が声をかけてくださいました。
行くなら混雑する前の早い時間がいいかもしれませんね。
こちらでは、市内のワイナリーにもある多くの種類のワインが1杯200円~400円で試飲できます。
試飲の仕方はセルフです。
受付にてプラスチックのグラスを受け取り、タッチパネルを操作して試飲したいワインを選んでからワインを注ぎます。
ごく少量から試飲することができるので、飲み比べてみるのも楽しいですね。
こちらのワインサーバーは観光案内所の一角にあるので、スタッフの方に近くのワイナリー情報など教えてくださったりとても親切でした。
- 1杯200〜400円(※試飲用プラスチックグラス付)
- 営業時間:9:00~16:00(平日)、9:00~17:00(土日祝)
- カウンターでグラスを受け取った後、タッチパネルで操作するセルフ式
遊湯Yu-Yuレンタサイクル
ワインを楽しんだ後に向かった場所は石和源泉足湯広場という場所です。
こちら、足湯がある場所なのですが目的は足湯ではありません。
実は自転車を無料で貸し出ししているんです!
石和温泉駅周辺の観光スポットは点々としているため、徒歩だとなかなか足を運ぶのが難しい場合もあります。
なので車利用以外の方で『電車やバスで来たから、ちょっと遠いところまで行くのは大変』という方におすすめ。
駅にある石和温泉観光案内所でも貸出を行っているそうですが、返却のことを考えて、ホテルに近いこちらの場所で借りることにしました。こちらのレンタルサイクルのおかげで遠出することができ、十分に石和温泉を散策することができます。
貸し出しの際、保証金として1000円を預けることになりますが、自転車を故障させない限りは返金されるので安心してください。
ちなみに、レンタル時間は午後4:00までの時間厳守だそうです。
有料でのレンタルも行っていましたが、無料のこちらで十分です。
- レンタサイクル無料
- 16時に返却厳守(詳細は現地にて)
- 遊湯Yu-Yuレンタサイクル - 石和温泉旅館協同組合
桔梗信玄餅工場テーマパーク
自転車も借りたしどこにでも行ってやるぜ!とブイブイ言わせながら(?)向かったのが桔梗信玄餅工場テーマパークです。
たどり着くまで坂道を登ったり橋を渡ったりしましたが、遠くの山々が見えたりして見晴らしがいい道のりだったり自然を満喫しながら、自転車で走るのがとても気持ちよかったです。
サイクリングで気分も晴れやか
長い1本道が続くところでは「風きもちいい~」と思わず声に出てしまいました笑
しばらく走っていると、工場に近づけば近づくほど人が増えてくることに気づきます。
車で来る方がほとんどだったので、駐車場に入るための列が交通整理されてました。
そんなときは自転車のほうが有利ですね。
渋滞に巻き込まれることなく、すぐに工場に入ることができました。
ちなみに駐輪場はないみたいなので、工場前にいる警備員の方に止めてもいい場所を聞いてみてくださいね。
信玄餅アイスでひとやすみ
ここでの醍醐味は信玄餅の詰め放題ですが、あまりにも人気イベントなのでスタート前に整理券を配布しています。
私たちは時間の都合上参加することができないので潔く諦め、近くで販売していた信玄餅アイスを購入しました。
ささっている棒状の物は信玄餅棒。
きなことあんみつがかかっていて美味しかったです。
その後は工場を一通り見学し、その流れでお土産コーナーへ。
たくさんお土産を購入して、その中でも気になった信玄餅最中を外にあるちょっとした休憩スペースで食べて一休みしました。
駐車場の一角にある休憩スペースは屋根付きなので涼しくすごせますよ。
- 入場料無料、駐車場あり(無料)
- 見学時間は9:00~16:00(基本時間で区切られていますが、混雑に応じて自由見学になります)
ワイナリー モンデ酒造
続いて向かったのがワイナリーモンデ酒造です。
石和のワイナリーは制覇する勢いで巡りますよ。
入り口付近にスタッフなど見当たらず、入ってもいいのか不安でしたが自由に工場見学ができるみたいです。
立て看板が目印。入場は無料です。
製造ラインを間近で見ることができます
工場でワインが作られる過程を見学しました。
入った瞬間に分かるワインの香り。工場内は涼しくて夏場は快適ですね。
工場内の写真撮影はNGになりますのでご注意ください。。
工場のライン見学後は試飲スペースにつながり、またもやいろいろとワインを試飲する私たち。
残念ながら、それほどワインに詳しいわけではないので「これ美味しいよ」「こっちのほうが好きかも」といった会話しかできませんでした笑
飲み比べてみると違いが分かりやすいので、好みの味わいのワインを見つけられそうです。
マルス山梨ワイナリー
次!次!と急き立てられるように自転車に乗る私たち。(アルコール摂取した状態での乗車は危ないので、くれぐれもご注意ください)
モンデ酒造さんとの距離はあまりないので5分ほどで到着しました。
こちらもワイナリーになります。
マルス山梨ワイナリーは以前、はとバスのバスツアーでも行ったことのあるワイナリーになるので来るのは2回目です。
ワインの香りはこちらのほうが強く感じました。工場内はひんやりしていてブドウの香りも良いです。
試飲方法やお土産の品数・工場内などを比べると個人的にはマルス山梨ワイナリーのほうがおすすめです。
試飲は入り口にて専用のカップを取り、ワインの樽の蛇口から注ぐセルフ式です。
壁に沿ってワインの樽が配置していて、ワインの紹介文を見ながら飲めるので味比べがしやすいなと感じました。
ワインのお土産はこちらで購入。
試飲といえど、1日のトータルの量だと結構飲んだ気がします。
- 入館料無料
- 営業時間:9:00~16:30
甲州ほうとう小作
石和温泉街の観光スポットを一通り周ったところで、石和温泉駅に向かい甲府駅まで移動します。
片道195円で10分ほどで到着(切符だと200円)
この時点でちょうどお昼の時間になりました。
もともとどこで食べるか決めていなかったので調べてみると、美味しそうなほうとうが食べられるお店を発見!
甲州ほうとう小作といううどん屋さんで、初めて知ったのですが何店舗もあって有名みたいですね。
甲府駅から近いこともありこのお店に決定しました。
さっそく店内入ってみると、座敷になっていて大きなテーブルを囲むように座りました(相席のような形)
入店したときは13:00くらい。
この時はまだ空きがありましたが、そのあとぞろぞろとお客さんがやってきてすぐにほぼ満席状態に。
意外と団体客が多いみたいですね。
上につるされた自在鉤のお魚が田舎っぽい良い雰囲気を醸し出してます。
ほうとうにもいろいろメニューがあり何にしようか迷いましたが、せっかくなので一番人気のかぼちゃほうとうにしてみました。
夏でもぺろりと平らげちゃいます
アツアツで美味しい!
麺に噛み応えがありかぼちゃが甘くて、猫舌なことも忘れてどんどん食べ進めてしまいました。
そしてあっというまに完食。うどん大好きなのでたまらない一品です。
また山梨に行く機会があれば必ず行きたいと思います。
- 営業時間:月~土 11:00~22:00 / 日 11:00~21:00
武田神社
ここは戦国武将で有名な武田信玄公が御祭神であるため、パワースポットとしても有名な神社になります。
甲斐の国の守護神であるばかりではなく、やはり「勝運」のご利益が挙げられます。勝負事に限らず「人生そのものに勝つ」「自分自身に勝つ」というご利益を戴かれるとよいでしょう。
甲斐 武田神社より引用
信玄公の「勝運」の強さから、勝負事へのご利益や人生や自分に勝つというご利益そして商業や経済・政治で勝つというご利益など幅広いご利益をもたらす神として崇敬されているそうです。
このご利益を授かりたく、行ってみました。
皆さんご存知かと思いますが、神社の拝礼の仕方は「二礼二拍手一礼」です。
私は何度も忘れてしまうので行くたびに調べてます笑
参拝して散策したらレンタサイクルの返却時間(PM4:00)が迫ってきたので、石和温泉駅に戻りました。
神社から甲府駅までのバスが1時間に2本しかなく、今回はタイミングが合わなかったので、帰りは歩いて駅まで向かうことになりました。
歩くには尋常じゃない距離なので皆さんはバスの時間も考慮しながら参拝するようにしたほうがいいですよ。
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JR甲府駅(北口)よりバス利用で約8分:山梨交通「武田神社」行 又は「積翠寺」行
まとめ:感想などもろ
以上の巡り方は朝9時ごろから始まり、レンタサイクル返却の16時までに終えることができたので、日帰りで石和に来る方でも十分に余裕があると思います。
石和にはたくさん観光スポットがあるので、サイクリングであちこち散策するのは面白かったです。
移動手段に電車やバスを利用するのは聞きますが、サイクリングしながら巡っていくのは新感覚で楽しめました。
やっぱりお天気がいい日に自然を満喫するのが良いですね。
皆さんぜひ、暖かい時期に石和に行ってアクティブになってみてください。